インストール前後の賢い対策
アプリのインストール前後にできる基本的な対策は次の通りです。
■公式ストアからのみダウンロード
iOSであればApp Store、AndroidであればGoogle Playストアを利用しましょう。開発者の信頼性とユーザーレビューも必ず確認してください。
■プライバシーポリシーの確認
どのような情報や権限がアプリに使用されるのか、重要な部分は読み飛ばさずに確認しましょう。カメラやマイク、位置情報などの権限が本当に必要かも判断してください。
■位置情報の制限
必要でない限り「常に許可」ではなく「アプリ使用中のみ」または「許可しない」に設定しましょう。
■アカウント保護の強化
ログイン時、パスワードだけでなく、指紋や顔認識などの「生体認証」、SMSまたはメールで届く「ワンタイムパスワード」など、2つの異なる形式を組み合わせる方法を「二要素認証(2FA)」と呼びます。二要素認証を有効にし、強力で複雑なパスワードを設定しましょう。
■定期的なメンテナンス
使用していないアプリを削除し、権限を見直しましょう。
■OS・アプリの最新化
セキュリティーの抜け穴がないよう、常に最新状態を維持してください。
ブリエディスさんは「『許可する』をタップする前に、その権限がアプリの目的に合致するかどうか自問してください。合致しない場合は、『許可しない』をタップする方が安全です」とアドバイスします。
プライバシーが侵害されている可能性を感じた場合
もしアプリの使用時にプライバシーが侵害されていると感じた場合は、すぐに次の対策を講じてください。
■パスワードをすぐに変更する
すべてのアカウントのパスワードを強力で複雑なものに変更しましょう。
■すべてのデバイスからログアウトしパスワードを変更する
不正なログインがないかを確認し、すべてのデバイスからログアウトを実行しましょう。身に覚えのない場所やデバイスからのアクセスがある場合は、ただちにパスワードも再変更してください。
■「マルウェア」が潜んでいないかスキャン
セキュリティーアプリを使用し、情報を盗み取ったりデバイスに損害を与えたりするスパイウェアのような「マルウェア」が潜んでいないか検査しましょう。
個人の安全が懸念される場合や、ストーキングなどの被害が疑われる場合は、専門家または警察のサイバー犯罪相談窓口、消費者ホットラインなどへの相談をお勧めします。
「デジタルプライバシーは個人の安全そのものです。アプリと権限をコントロールすることは神経質になることではありません。それは自分自身を守る大切な行動なのです」とブリエディスさんは強調しています。
