ミキさんは夫・吾郎さんと、幼稚園に通う息子・翼君との3人家族。仕事だけでなく、家事も育児もほぼひとりで担当していますが、吾郎さんは手伝おうとせず、ミキさんのパート収入を見下しています。
そんな中、ミキさんがパート収入を増やしたら家事を手伝うと言い出した吾郎さん。ミキさんは「生活苦ではないのに」と思いつつも、子どもの教育費への不安からシフトを増やすことにします。しかし、吾郎さんはどこか他人事。ゴミ出しすら、屁理屈をこねて放棄します。ミキさんは吾郎さんの態度に失望しながらも、「来月から家事を手伝う」と再び約束させるのでした。
そして迎えた翌月。自らゴミ捨てをすると言い出した吾郎さんですが、結局、玄関にゴミ袋を放置したまま出社してしまいます。吾郎さんの帰宅後、詰め寄るミキさんに「慌てて忘れただけ」と吾郎さんは言い訳しますが……。
吾郎さんの言葉に疑いの目を向けるミキさん。
「明日は絶対やるから!信じてくれる?」と頭を下げる吾郎さんに、不安な表情を見せます。
妻の目に飛び込んできた驚きの光景








翌日、「ゴミ袋、持った?」とミキさんが確認すると、吾郎さんはゴミ袋を掲げて見せ、張り切った様子です。
その姿にミキさんは少し安心します。
しかし、翼くんを幼稚園バスが来るバス停まで送り届けようと、玄関のドアを開けると、目を疑うような光景が……。
なんと、捨てに行ったはずのゴミ袋が、玄関先にそのまま置かれていたのでした。
ミキさんにとっては、夫を信じれば裏切られ、信じなくても夫との関係性に苦しむという、どちらを選んでも茨の道……。「信じたい気持ち」と「また裏切られた現実」に振り回された経験がある人もいるかもしれません。
けれど、本来これは「信じる」「信じない」の二択の問題ではないのかもしれません。
夫にとっては「ただのゴミ出し」でも、日々の家事や育児を担う側にとっては、ゴミ出しひとつでも助かるほどやることが山積みです。
だからこそ、家事や育児を“手伝うこと”ではなく、自分ごととして向き合う姿勢が大切なのではないでしょうか。
たとえば、日々どれだけの家事や育児があるのか、「名もなき家事」も含めて一度書き出してみるのも一案です。目に見える形にすることで、お互いの負担に気づきやすくなるかもしれません。
そして、小さな約束をきちんと果たすことが、夫婦の信頼を積み重ねていく第一歩になるのかもしれませんね。
次の話を読む → 著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ

