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「わたし、手術しなくていい?」井上真央の涙が切ない “美緒”が初めて感じた手術への恐怖<ファースト・キス>

「わたし、手術しなくていい?」井上真央の涙が切ない “美緒”が初めて感じた手術への恐怖<ファースト・キス>

「ファースト・キス」
「ファースト・キス」 / (C)フジテレビ

井上真央が主演を務めた2007年の“月9”「ファースト・キス」が現在、TVerおよびFODにて期間限定で無料公開中。3月9日まで無料配信中の第10話「兄と妹の最終章!」では、美緒(井上)が初めて手術への恐れを口にした。秋生(平岡祐太)と出会って、恋するまでは存在しなかった“怖い”という感情。皮肉にもその感情こそが、美緒が今幸せだということのあかしなのだ。物語はいよいよ、クライマックスへ突入する。(以下、ネタバレがあります)

■井上真央“美緒”、今までにない感情に苦しむ…

同作は、アメリカから突然やってきた福永美緒と、その兄でカメラマン志望の加納和樹(伊藤英明)の兄妹が繰り広げる切なくもハートフルなコメディ。

長い闘病生活で悪魔のようにワガママな性格に変わってしまった美緒が、相変わらずダメダメな兄・和樹と再会。難しい手術を受ける前のひと夏を共に過ごす。井上にとっては大ヒットした「花より男子」(2007年、TBS系)以来の連続ドラマで、“月9”はこれが初主演。ストーリーは「白い巨塔」(2003年、フジテレビ系)や「緊急取調室」シリーズ(テレビ朝日系)の脚本家・井上由美子氏によるオリジナルだ。

成功率50%の手術を恐れることなく、その前に楽しい思い出が作れたら…と軽い気持ちで日本に一時帰国した美緒。だが、和樹やルームメートの一流(劇団ひとり)、勝(阿部サダヲ)と知り合い、若手医師の秋生を好きになって、彼女の心は大きく変わった。第10話では、今まで知らなかった恐れの感情に苦しむ美緒がその本音を秋生に打ち明ける。

■「怖くなっちゃって…」美緒が話した本音

和樹や一流、勝とバカ話をし、秋生と手術後に再会する約束をする中で、美緒の感情に大きな変化が起こっていた。美緒はいても立ってもいられず、ある夜、秋生のもとに向かう。

「私、怖くなっちゃって。じっとしていられなくて」と話し始めた美緒。「先生、わたし、手術しなくていい?50%の手術なんて、受けたくない」「お兄ちゃんのところに来て、ばかばかしい奴らに会って、先生を好きになって、楽しい!幸せ!って思ったら、そしたら…怖くなった」。

本音を率直に打ち明ける美緒の頬を、涙が伝う。「もう治んなくていいからずっとここにいたい。先生といたい。お兄ちゃんとケンカしていたい…」。秋生はゆっくり歩み寄り、何も言わずただ、その体を抱きしめた――。

■「幸せって、怖いものなんだよ」

美緒が初めて知った、“死にたくない、手術が怖い”という感情。だがそれは、美緒が幸せを知ったということの裏返し。別の場面で美緒は、勝を相手に「幸せって怖いものなんだよ。だって、ずっと続くわけじゃないもん」とも語る。美緒は、恋を知って初めて「生きていたい」と願ったのだ。

“幸せだから、怖い”という感情を知り、いつもの生意気な口ぶりからは想像もつかないほど不安そうな表情で肩を震わせ、切ない涙を流す美緒。2005年のドラマ「花より男子」で大ブームを巻き起こした井上が、「ファースト・キス」ではわずか20歳で、“幸せ”とは何かを身をもって知る少女の孤独と決意を繊細に演じている。

続く最終回(11話)「天国から来た手紙」は、3月12日(木)まで無料配信中。手術を受ける決意をした美緒が、アメリカに発つ前に兄・和樹にあるお願いをするエピソードが描かれている。

FODプレミアムでは「ファースト・キス」を全話配信中。2026年現在はドラマ「再会~Silent Truth~」(テレビ朝日系)でミステリアスな魅力を見せる井上が20歳で演じたピュアな恋の一部始終、そして伊藤英明演じる兄・和樹との絆を一気見することができる。

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