猫に生姜を与える際の注意ポイント
生姜は生でも加熱しても与えられますが、もし与えるのであればあくまでごく少量をおやつやフードのトッピング程度にとどめましょう。
辛味成分には体を温める作用がある一方で、刺激が強いため、猫が食べすぎると嘔吐や下痢を引き起こす可能性があります。与えすぎには十分注意が必要です。
また、チューブ入りのおろし生姜は手軽に見えますが、多くの場合添加物が含まれており、猫に与えるのは適しません。パウダー状の生姜で添加物が含まれていないものなら使用可能ですが、成分が凝縮されているためごく少量にとどめてください。
さらに、生姜焼きなど人間用に調理された料理は、調味料や玉ねぎなど猫に有害な食材が含まれる場合があるため、絶対に与えないようにしましょう。
もし猫が生姜を大量に食べてしまったら?
生姜は少量であれば猫が食べても問題はなく、健康効果が期待できる場合もあります。しかし、刺激が強いため、多量に摂取すると体調を崩す可能性があります。
万が一、多く食べてしまったり、食後に嘔吐や下痢が続くようであれば、速やかに動物病院を受診してください。
また、お寿司に添えられるガリを食べた猫がマタタビのような反応を示すことがあると話題になることもありますが、ガリは人間用に味付けされており、糖分や塩分を含んでいます。猫が口にしないよう十分注意しましょう。

