埼玉“最強スーパー”【ヤオコー】が買収した【文化堂】どんなスーパー? 行ってわかったスゴイ魅力!

埼玉“最強スーパー”【ヤオコー】が買収した【文化堂】どんなスーパー? 行ってわかったスゴイ魅力!

ローカルとは思えないPB商品数! 芋焼酎まで 

 精肉では、オーストラリア産の「味わい葡萄牛」で作った「文化堂のプルコギ」もおいしそう。黒毛和牛も等級A5のものがジャンボパックだと100gあたり495円で販売されています。

 豆腐は「文化堂がおすすめする山形県産大豆の絹ごし」(106円)、お手頃なのに満足度の高い味わいです。

東京ローカル店なのに「ヤオコー」クラス! スーパー【文化堂】高収益のワケに迫るの画像2「文化堂がおすすめする山形県産大豆の絹ごし」(106円)(写真:スーパーマーケットファン)

 店舗数の割りにオリジナル商品がしっかりしていることに驚くのですが、スイーツやなんと芋焼酎まであるのには仰天!

 チーズタルトは人気商品のようで、売り切れ。店内製造の「文化堂のカスタード生プリン」は卵の味がしっかり感じられる、懐かしいタイプの味わいです。

東京ローカル店なのに「ヤオコー」クラス! スーパー【文化堂】はPB商品が楽しすぎるの画像9「文化堂のカスタード生プリン」214円(写真:スーパーマーケットファン) 東京ローカル店なのに「ヤオコー」クラス! スーパー【文化堂】はPB商品が楽しすぎるの画像10「文化堂のカスタード生プリン」は店内製造(写真:スーパーマーケットファン)

 スーパーが直輸入するワインはよく目にしますが、文化堂はオリジナルのワインや芋焼酎に日本酒まで展開! これらももちろん製造者推しのフレーズが並んでいて、並々ならぬこだわりを感じさせます。

 ほかにもドレッシングや生ハムなどもPBでそろっていて、東京ローカルの小さなスーパーとは思えぬ充実ぶりです。

【文化堂】「文化堂のかつ重」(538円)実食!

 お惣菜、お弁当コーナーでは「銀ちゃん」のほかに「文化堂のかつ重」(538円)も購入。「大人気すぎて話題沸騰中!!」「超おすすめ!!」と推されていたので、かなり自信があるのでしょう!

 手にするとずっしりと重みがあり、かつの厚みにも期待が高まります。

東京ローカル店なのに「ヤオコー」クラス! スーパー【文化堂】はPB商品が楽しすぎるの画像7三元豚ロースかつ重(538円)(写真:スーパーマーケットファン) 東京ローカル店なのに「ヤオコー」クラス! スーパー【文化堂】高収益のワケに迫るの画像3原材料など(写真:スーパーマーケットファン)

 実食すると、豚肉の柔らかく、肉そのものの味が濃い! 肉にだしがしっかり染みているから、噛むほどに口の中が幸せになります。上品な甘さのつゆもたまりません。

 筆者の中で、オーケーのかつ重がコスパと味ともに殿堂入り1位ですが、文化堂もかなりおいしい! 今後文化堂で買い物するときは、こればかり買ってしまいそうです。

東京ローカル店なのに「ヤオコー」クラス! スーパー【文化堂】はPB商品が楽しすぎるの画像12肉そのものがおいしい!(写真:スーパーマーケットファン)

【文化堂】東京クオリティの味わい、生産者推しが楽しい!

東京ローカル店なのに「ヤオコー」クラス! スーパー【文化堂】はPB商品が楽しすぎるの画像13文化堂の思い(写真:スーパーマーケットファン)

 今回、文化堂を初めて利用して好調のワケがわかったような気がします。それは、以下2点ではないでしょうか。

①店を挙げてのお客さんへの生産者推し
②本当にこだわっているPB商品

 文化堂の人たち自身が、商品どころか生産者のファンであることが伝わってくるパネルやポップは魅力的。熱意をそのままお客さんへプレゼンできているのは、ちょっとすごいことですよね。

 文化堂を訪れたらぜひ、パネルをチェックしてみてください。

 またオリジナル商品はどこのスーパーもこだわっているのが前提ですが、文化堂はおそらく、「この豆腐はどこが作ってるんですか?」「この生ハムは?」と店員さんに質問したら、生産者の個人名レベルで答えてくれそうなほどのガチなこだわりを感じさせます。

 まだまだ気になる商品だらけだった「文化堂」。これからどんな商品が店で推されていくのかも楽しみ。また買い物に行きたいと思います!

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スーパーマーケットファン

スーパーの魅力について、大手やローカル、激安店から高級店まで、店ごとに異なる特色や注目情報を、毎日お届けしていきます。また、グルメライターや調味料ソムリエ、管理栄誉士などがプロ目線で食品を解説したり、整理収納アドバイザーやクリンネストが生活に役立つ整理収納テクニックや掃除のアイデアをレクチャー。ここでしか読めない内容のコラムもお楽しみいただけます。