風間俊介が熱く語る『ピクサーの世界展』の魅力「映画の世界を観光できることが、最高の魅力かなと思っています」

風間俊介が熱く語る『ピクサーの世界展』の魅力「映画の世界を観光できることが、最高の魅力かなと思っています」

3月20日(金・祝)より開催される「ピクサーの世界展」でスペシャルサポーターを務める風間俊介
3月20日(金・祝)より開催される「ピクサーの世界展」でスペシャルサポーターを務める風間俊介

「ピクサー・アニメーション・スタジオ」の監修・キュレーションのもとで制作された映画のワンシーンを、実物大のスケールで再現する「ピクサーの世界展」が、3月20日(金・祝)より東京・豊洲のCREVIA BASE Tokyoにて開催される。このほど、同イベントのスペシャルサポーターを務める風間俊介にインタビューを敢行。芸能界随一のディズニー/ピクサーファンである風間ならではの視点で、イベントの魅力を存分に語ってもらった。

■世界7カ国9都市を巡回してきた一大イベント“ムンドピクサー”

「ピクサーの世界展」(Mundo Pixar Experience)は、世界中の人々を魅了してきたピクサー・アニメーション・スタジオの作品の世界を、圧倒的なスケールとクオリティーで再現し、誰もが物語の主人公になりきれる没入型体験イベント。

これまでスペイン・バルセロナ、ブラジル・リオデジャネイロ、韓国・ソウル、イギリス・ロンドンなど世界7カ国9都市を巡回し、累計350万人以上を動員してきた。そんな世界的大ヒットイベントが、今回ついに日本に初上陸を果たす。

本展では、「トイ・ストーリー」「モンスターズ・インク」「ファインディング・ニモ」といった世代を超えて愛される名作から、「リメンバー・ミー」「インサイド・ヘッド」などの近年の話題作まで、24体以上の等身大のキャラクターたちが映画の世界から飛び出し、リアルなセットで観客を出迎える。

これまでピクサー作品があらゆる世代に向けて届けてきた「温かさ」「希望」「無限の想像力」をセットとして具現化することで、訪れた人々の心へ忘れられない“冒険”と“思い出”を届けていく。


■「あの頃の自分に『大丈夫、ちゃんと日本にも来ますよ』と教えてあげたい(笑)」

――まず今回、「ピクサーの世界展」のスペシャルサポーターに就任すると聞いた時の率直な感想をお聞かせください。

ちょっと別の角度になってしまうのですが、このお話をいただいたときに、「ムンド・ピクサー(ピクサーの世界展)が日本に来る」という事実にまず狂喜乱舞しました。皆さんよりも一足先にその朗報を聞いて、スペシャルサポーター就任とかそういうことよりも前に、もう羨ましくて仕方がなかった「ピクサーの世界展」の日本開催が確定したことに大喜びしていました。

そして、「ピクサーの世界展」のスペシャルサポーターをやらせていただけるということで、もちろん多くの人に魅力を伝えたいという気持ちもあるのですが、皆さんすでにピクサー作品が大好きですから。なので、「え、(そんなイベントをやっているなんて)知らなかった」という人が日本中にいないようにしたいです。

もちろん事情があって来られない方もいらっしゃると思うのですが、まずは皆さんが「ピクサーの世界展」が開催されることとか、開催期間がいつまでなのかとか、そういうことを知れるような伝え方を僕ができたらなと思いました。


――風間さんは2024年11月1日に、ご自身のXにて「これを見にブラジルに行きたくなる」とポストされていましたが、実際にこのような形で「ピクサーの世界展」と関わることになっていかがですか。

(最初に「ムンドピクサー」の様子を見たとき)ブラジルのピクサーファンたちが発信する映像と写真で目の当たりにした最大級の展示規模やスケールがあまりにすごすぎて、「なんだこれは」と思っていて。それ以来「日本に来てくれないかな」と願い続けてました。なので、あの頃の自分に「大丈夫、落ち着きなさい。ちゃんと日本にも来ますよ」という風に教えてあげたいです(笑)。


■「ディズニーとピクサーはブランドを高め合う理想の関係」

――風間さんとピクサー作品の出会いについて伺いたいのですが、最初にピクサー作品をご覧になった作品や、見た際に感じられた印象について教えてください。

『バグズ・ライフ』(1998年)という作品が最初だと思います。もちろん作品が素晴らしかったのと同時に、当時ディズニーもCG(コンピューターグラフィックス)を徐々に導入し始めている頃で。例えば、『美女と野獣』(1991年)のダンスシーンでシャンデリアから降りてくるクレーンダウンのワンカットや、『ライオンキング』(1994年)のヌーの暴走シーンでもCGをスポット的に取り入れているのですが、そういった状態のときにフルCGの作品というのはとても新鮮でした。

『バグズ・ライフ』は素晴らしかったんですが、やっぱり世の中にその(フルCGアニメーションの)力を知らしめたのが『トイ・ストーリー』(1995年)だと思うんです。当時、テレビゲームなどで3Dのグラフィックというのはありましたが、どこか滑らかさに欠けるという時代に、あれだけ滑らかな表現ができるんだということに衝撃を受けました。

今は多くの作品でCGが使われる時代がやってきましたが、ずっと3D表現と立体表現にこだわってきたのがピクサーで。今回の「ピクサーの世界展」で、立体的なその世界に自分たちが入っていって、キャラクターも全方位から見られますし、自分が360度その作品に囲まれることへの喜びプラス、「ピクサーは昔からこれをやってきたんだよね」っていうその意義のようなものを改めて感じられるのではないかなと思っています。


――今のお話からも風間さんは本当にディズニー通でいらっしゃって、ディズニー作品もたくさんご覧になっていると思いますが、ディズニー作品とピクサー作品の違いですとか、「ここはピクサー作品ならではだな」と思う部分など、改めてピクサー作品の魅力やポイントを教えてください。

個人的見解がひたすら続いてしまうのですが、ディズニーの根源というのは「ミュージカルアニメーション作品」なのだと思っています。もちろんミュージカル作品ではないものもあるのですが、その昔「ディズニーの映像が素晴らしい」と言われた要因の一つが、音楽がアニメーションと結びつく(=シンクロする)ということで。

『蒸気船ウィリー』(1928年/ミッキーマウスが初めて登場した短編アニメーション)という作品では、キャラクターが歌うということが見た人に大きな衝撃を与えましたし、長編カラーアニメーションに初挑戦した『白雪姫』(1937年)という作品では本当に何曲も何曲も歌うので、「これはもうミュージカルである」と言われた。そういう経緯があると僕は思っているんです。

そんな中で、ピクサー作品はキャラクターが歌い出さないのですが、「作品の中でどんな曲をかけるのか」といった音楽が重視されている点では、やっぱりディズニーとの親和性があるなと思っていて。なので、オープニングやエンディングで流れる「曲」というのがディズニーとの共通点であり、でも歌い踊らないという意味で差別化が図られているのではないでしょうか。

でも、これが絶対的なルールではないのが、ピクサーも『リメンバー・ミー』(2017年)という作品でミュージカルに挑戦していますし、ディズニーもまた (手描きの)アニメーションだけにこだわるのではなく、CGアニメーションを導入しています。ディズニーとピクサーは、お互いの良いところ尊敬し、導入し、そしてそれぞれのブランドを高め合っているという、理想の関係なのかなと思っています。
「ファインディング・ニモ」のキャラクターを両手に抱えた風間俊介
「ファインディング・ニモ」のキャラクターを両手に抱えた風間俊介



■「カールの家は入る前に『お邪魔します』という体感があると思う(笑)」

――まだどんな作品が展示されるのかは明かされていませんが、風間さんが「この展示が一番楽しみ」という作品はありますか。

大前提として全部の展示が楽しみなのですが、『カールじいさんの空飛ぶ家』(2009年)と、『レミーのおいしいレストラン』(2007年)かな。『カールじいさんと空を飛ぶ家』の方は、どうやらカールと妻・エリーの思い出が詰まっている家の中に入れるらしいんです。

他の作品では、その世界の中に入ることへの感動と同時に喜びがあると思うんですが、『カールじいさんの空飛ぶ家』という作品は家自体に特別な思いが詰まっているので、あの家にお邪魔させていただけるというのは作品に入るだけじゃない感覚があって。

人の家というのは、家主から「あなただったらいいよ」って招待していただかないと入れない場所だと思っています。そして、ディズニーやピクサー作品を好きな人には伝わるかもしれせんが、カールにとって家に人を招くというのは、本当に特別なことだと思うんです。なので、他の展示は「うわ~!」って入っていけると思いますが、カールの家は入る前に、多分「お邪魔します」という体感があると思うんです(笑)。それがすごく楽しみです。

あと、ちょっとネタバレになってしまうかもしれませんが、海外の「ムンドピクサー」の展示では『トイ・ストーリー』に登場するアンディの家に行くことができて。アンディの家では私たちがおもちゃのサイズであり、すべてが大きくなったアンディの家がそこで待っています。これが最高だなと思っているのと同時に、「レミーのおいしいレストラン」も自分がレミーのサイズになって世界観を体験していきます。

アンディの部屋に行けて、360度アンディの部屋に囲まれるというのは素晴らしい体験だなと思ってます。それと同時に、「レミーのおいしいレストラン」の世界にあのサイズで行けるというのもめちゃくちゃ楽しみにしています。


――風間さんのお話を聞いているだけで、自分も「行かなきゃいけない!」という気持ちになってきます。

ありがとうございます! そんな風に言っていただけたら自信がつきます(笑)。
アンディの部屋に興味津々な風間俊介は、「トイ・ストーリー」のキャラクター陣と4ショットを
アンディの部屋に興味津々な風間俊介は、「トイ・ストーリー」のキャラクター陣と4ショットを



■「自分の背後も全てが作品で包まれるという体験は“観光”に近い」

――今のお話とも少し繋がってくるのですが、今回「ピクサーの世界展」では映画で見ていた世界に実際に入れるということで、映画を見て楽しむことと比較して、どんな違いや魅力がありそうでしょうか。

SNSに写真を載せる人たちが、「ここのフォトスポットで撮る写真がいいよね」と訪れるポイントというのは、今までもいくつかあったと思うんです。でも、それは180度なのか、それより少し広い画角かもしれないですが、どれだけすごい展示であってもカメラのこっち側は違っていて。あくまでカメラを向けている部分だけで完結するのがフォトスポットだと思うんです。

今回「ピクサーの世界展」は、(自分が見ている前方だけでなく)自分の背後も全てが作品で包まれるんです。これって観光の時の体感に近いのかなと。観光に行った時って、写真を撮った景色だけでなく(カメラの)後ろ側もすごかったなという、包み込まれている世界観があると思うんですが、今回は360度すべてが作品の世界観になっていきます。なので、「写真を撮って振り返ってもその世界」ということが多々あります。

まだ実際には行けていないので、もしかしたら全部ではないのかもしれないですが、アンディの部屋やカールの家の中に入ったらそうなっているでしょうし。それはもうフォトスポットではなく、観光だと僕は思っているので。映画の世界を観光できることが、最高の魅力かなと思っています。

映画館で見ていても、「作品の世界の中に心から入れた」という体験がある方々もたくさんいると思うんです。そんな中で、今回の「ピクサーの世界展」のとんでもないところは、写真との相性が良すぎます。どのポイントへ行っても、「フォトスポットの前に駆け出していって、ポーズを取って、写真を撮る」だけではなくて、その世界の中の登場人物たちと同じような行動をとることができるんです。

例えば、『カールじいさんの空飛ぶ家』のカールの家のソファーで座って写真を撮ってみたり、アンディの部屋のベッドの柱に、おもちゃみたいにストンって寄りかかって座ってみたりという行動を取ることが、おそらくできるのではないかと。

もちろん皆さん無茶はしちゃダメですし、(「カーズ」の主人公)マックイーンの頭の上に飛び乗るといったことは絶対にやめて欲しいとは思っているのですが(笑)、「この世界でキャラクターたちと一緒に行動したら、こういうことが待ってるよね」という写真を撮ることができるなんて、他では聞いたことがないです。そこがすごいところかなと思います。

多くの人が旅に出たときに写真を撮って、後で見返して思い出になっていくと思うんですが、「ピクサーの世界展」でその世界を旅して、そのキャラクターたちとこんな行動を取ったっていう写真を撮れたら、後ほど見た時に最高の思い出になるだろうなと。それが1~2作でもすごいのに、何作もそれが詰まっているとなると、「これを逃してなるものか!」という気持ちになります。
「モンスターズ・インク」キャラクターとも写真に収まった風間俊介
「モンスターズ・インク」キャラクターとも写真に収まった風間俊介



■「体験した人たちと『やばかったよね?』というトーンで話し合いたい」

――ちなみに、風間さんは誰と一緒に行ったらご自身の熱量を共有できそうでしょうか。一緒に行ってみたい方はいらっしゃいますか。

今この記事を読んでくださって、私の話を聞いてすごい勢いで頷いてくださってる方々がいらっしゃったら、その人たちと語り合いたいです。このイベントを体験したら、同じように体験した人たちと「やばかったよね?」というトーンで話し合いたくなるんです。なので、「一緒に」っていうのが、「同じタイミングで」という意味ではなくて、「今回のイベント、皆さん、一緒に行きません?」という。

行ったすぐ後でもいいですし、1年後でも10年後でも、「あれはやばかった!」って語り合おうと思っているので。本当に多くの方々に広く愛されているピクサー作品ですから、将来誰かと一緒にピクサーの話をしたときに、きっと「『ピクサーの世界展』行きました?」ってお互いになると思うので、その時のためにも行って感想を全部脳に刻みつけようと思っています。


――一度行っただけでは足りなさそうですね。

多分、帰ってきてから反省するんです。「あの時あれがやれたはず…!」と思うんだろうなと。きっと実際にその世界の中に入ったら、予定してたことが真っ白になる方もいるでしょうし、逆に予定していなかったことをしたくなる方もいるでしょうし。でも、「私は逆に一回だけ」っていう方の気持ちも分かる気がします。


――最後になりますが、「ピクサーの世界展」を楽しみにされている方々へのメッセージをお願いいたします。

本当に最大規模の展示が待っています。過去に見た作品や最近見た作品、その世界に行って写真を撮る体験というのは今後もあるかもしれないですが、このスケール感でやって来る機会はこの先なかなか来ないと思っています。

とにかく、こんなにすごいイベントはめったに来ないから、絶対に行きたいと思ってるので、これを読んで同意してくださる方は、早めに動いた方がいいです(笑)。

イベントに行くときって、「まだ大丈夫かな」と思っていたら、開催終了間際で絶対「あっ! もう開催が終わっちゃう! チケット取れるかな?」ってなるものなので、最初から計画を立てましょう! 今この記事を読んだ時点で計画を立て始めるのがお薦めです。皆さんと最高にありがたく、最高に幸せな経験を、感謝しながら享受したいなと思っています。

提供元

プロフィール画像

WEBザテレビジョン

WEBザテレビジョンは芸能ニュース、テレビ番組情報、タレントインタビューほか、最新のエンターテイメント情報をお届けするWEBメディアです。エンタメ取材歴40年以上、ドラマ、バラエティー、映画、音楽、アニメ、アイドルなどジャンルも幅広く深堀していきます。