「助けて」より「火事です」無期懲役囚が明かした性犯罪者の思考、“狙われたとき”の言葉の意味

「助けて」より「火事です」無期懲役囚が明かした性犯罪者の思考、“狙われたとき”の言葉の意味

●「私が言えるのは殺人まで至らない方法」

男性は「ただ」と前置きし、こう付け加えた。

「強姦に至る事件の多くは、身内や顔見知りが多く、私のように行き当たりばったりにする人は少ないと思うので、参考になるのか分かりません。なので、触られるだけ、犯人が集団の場合は、役に立たないと思います。

特に、痴漢や強制わいせつのケースですと、人ゴミでも起こりますし、性犯罪の被害者にならない方法はないと思います。私が言えるのは、強姦や殺人にまで至らず、痴漢や強制わいせつの被害で止めるためのことでしかありません」

●過去2回プログラム受講も再び性犯罪

日本では、2004年の奈良小1女児誘拐殺人事件をきっかけに、2006年から性犯罪者に対する特別な再犯防止プログラムが導入された。

国の調査では、一定の成果を出しているようだが、すべての受刑者にあてはまるわけではない。

男性は今回が3度目の服役だ。過去2回、再犯防止プログラムを受講したが、出所後に再び面識のない女性を襲った。

「殺害するつもりはありませんでした」と語る。しかし、被害女性に反抗的な態度を取られたことで首を絞め、死に至らしめたという。

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