脳トレ四択クイズ | Merkystyle
「緑内障を発症しやすい人」とは? 医師が教える『特に注意』な人の特徴

「緑内障を発症しやすい人」とは? 医師が教える『特に注意』な人の特徴

緑内障の検査・治療、具体的に何をするか教えて!

緑内障の検査・治療、具体的に何をするか教えて!

編集部

受診した場合、具体的にどのようなことをするのですか?

新留先生

緑内障の検査はいくつかの方法を組み合わせておこないます。まず基本となるのが眼圧検査で、目の中の圧力が高くなっていないかを確認します。次に視野検査で見える範囲に欠けがないかを調べ、病気の進行度を把握します。さらに眼底検査や光干渉断層計(OCT/網膜の断面を撮る検査)を使って視神経の状態を詳しく観察し、損傷の有無を評価します。これらを組み合わせることで、緑内障かどうか、どのくらい進行しているのかを診断するのです。

編集部

緑内障と診断された場合、どのように治療するのでしょうか?

新留先生

まずは点眼薬による薬物療法が基本となります。眼圧を下げることで視神経への負担を減らし、進行を予防するのが目的です。ただし、残念ながら薬で完全に治るわけではなく、病気の進行を抑える治療と考えてもらう必要があります。それでも効果が十分でない場合には、レーザー治療や手術などが検討されます。レーザー治療の方法としては、レーザー虹彩切開術(LI)や選択的レーザー線維柱帯形成術(SLT)などがあり、それぞれの状態を見極めたうえで判断します。

編集部

手術について、もう少し詳しく教えていただけますか?

新留先生

薬やレーザーで効果が不十分な場合、外科的な治療をおこないます。最近は眼への負担が少ないMIGS(低侵襲緑内障手術)が選ばれることが増えており、例えば線維柱帯を切開して房水の排出を促す方法や、iStent(アイステント)という小さな器具を挿入する方法などがあります。また、プリザーフロマイクロシャントという超低侵襲のオペも選択肢としてあります。さらに高度な眼圧低下が必要な場合は、「線維柱帯切除術」といって房水の新しい出口をつくる手術がおこなわれます。患者さんの状態に合わせて、最も適した方法を選んでいきます。

編集部まとめ

緑内障は視神経が障害される病気で、進行すると失明のリスクがあります。特に40歳を過ぎた人、強い近視のある人、そして家族に緑内障患者さんがいる人はリスクが高く、定期的な検診が重要です。治療は眼圧を下げる点眼薬が基本ですが、必要に応じてレーザーや手術も選択されます。自覚症状が乏しい病気だからこそ、早期に受診し、生活の質を守ることが大切です。

配信元: Medical DOC

提供元

プロフィール画像

Medical DOC

Medical DOC(メディカルドキュメント)は800名以上の監修ドクターと作った医療情報サイトです。 カラダの悩みは人それぞれ。その人にあった病院やクリニック・ドクター・医療情報を見つけることは、簡単ではありません。 Medical DOCはカラダの悩みを抱える方へ「信頼できる」「わかりやすい」情報をお届け致します。