
台湾観光署は、9月26日(金)、愛知県初開催の「ツーリズムEXPOジャパン2025」にて「2025年度台湾観光アンバサダー就任式」を開催し、俳優の妻夫木聡さんが2年連続でアンバサダーに就任したことを発表した。
アンバサダー名刺の授与やトークセッションを実施
妻夫木さんが昨年アンバサダーに就任して以降、その世代を超えた魅力により、日本人旅行者の台湾への好感度と旅行意欲は高まったという。その結果、2024年の年間訪台日本人旅行者数は前年比42%増の131万人に達したそうだ。妻夫木さんには、実際の旅を通じた体験や台湾への“偏愛”というテーマで台湾の魅力を発信してもらうことで、日本人旅行者の訪台意欲がさらに一層高まることを期待しているとしている。

就任式当日は、昨年からアップデートされた黄金に輝くアンバサダー名刺の授与をはじめ、CMのメイキング映像の公開や、妻夫木さんによる台湾の魅力を語るトークセッションが行われた。妻夫木さんが出演する「最愛台湾紀行」をテーマにした新TV-CMは、10月中旬より公開予定だ。
台湾観光署署長の陳玉秀さんが挨拶

イベントの冒頭、台湾観光署署長の陳玉秀さんより挨拶があった。
陳署長は、「妻夫木聡さんの世代を超えた魅力が、2024年の日本から台湾への旅行者数大幅増を牽引しました。今回は“台湾偏愛”というテーマで、妻夫木さんの視点を通して日本の皆さまに台湾の様々な魅力をお伝えできればと思います」とコメントし、台湾と日本の観光交流の重要性に触れつつ、2年連続で妻夫木聡さんが台湾観光アンバサダーを務めることへの期待を語った。

オープニング挨拶に続き、2025年度台湾観光アンバサダーの妻夫木聡さんが登場。台湾の伝統的な布地「台湾花布」を取り入れた“台湾愛”あふれる衣装が印象的だったそう。陳署長より妻夫木さんへ、黄金に輝く最高栄誉の象徴となる特別な名刺が手渡された。
2年連続就任を祝う大きな拍手が会場を包み、妻夫木さんは「実際に名刺を受け取ると身が引き締まりますね。これからも台湾の魅力を日本の皆さんに知ってもらえるよう、最大限頑張って伝えていきたいです」と喜びを語った。

さらに、2年連続で台湾観光大使を務める妻夫木さんにサプライズプレゼントが。「ツーリズムEXPOジャパン2025」台湾館のテーマである「台湾へ一杯を飲みに」にちなみ、“このガラスを使う際に台湾での素晴らしい思い出を振り返り、また時間のある時にはぜひ台湾を再訪してほしい”という願いを込めて、陳署長よりグラスが贈られた。
