
高石あかりがヒロインを務める連続テレビ小説「ばけばけ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。3月9日放送の第111回では、トキ(高石)とヘブン(トミー・バストウ)が戸籍問題に直面する様子が描かれた。(以下、ストーリーのネタバレを含みます)
■トキ&ヘブンの長男は「勘太」に決定 ヘブンの親バカぶりが炸裂
トキとヘブンの間に生まれた息子の名前は、2人の思い出の地・レフカダの「カダ」と、祖父・勘右衛門(小日向文世)の「勘」を取り、「勘太」と命名された。家族の愛情がたっぷりと詰まった名前に、松野家は温かな幸福感に包まれる。
特にヘブンの喜びようはすさまじく、毎日家族に「今日の勘太のかわいかったところ」を聞いて回るほどの親バカモード全開。新しい命の誕生により、2人の絆はより一層確かなものとなった。

■トキ&ヘブンは戸籍問題に直面 国際結婚が直面する過酷な選択
幸せの絶頂にいる2人は、勘太を含めた「3人の家族」として正式に入籍するため市役所へ向かう。しかし、当時の日本において外国人と日本人が同じ戸籍に入る前例はなく、窓口では非情な現実を突きつけられる。
提示された選択肢は2つ。1つはトキと勘太がイギリス国籍となりヘブンの戸籍に入ること。だがこれでは遺産は全てイギリスに流れ、万が一の際に母子が路頭に迷うリスクがある。もう1つは、ヘブンと勘太がトキの戸籍に入り、全員が日本人になること。この場合、ヘブンは外国人としての特権を失い、自由な海外渡航が困難になる。
「大切なのは勘太の未来」という思いで一致した2人。トキは、ヘブンが日本にいてくれるだけで十分だと伝え、現状のまま家族として寄り添う道を選ぼうとする。

■ヘブンに突き刺さるロバートの言葉 ランは本音と建前の間で葛藤する
2人は報告のため、ロバート(ジョー・トレメイン)とラン(蓮佛美沙子)夫妻のもとを訪ねる。日本永住を選んだヘブンを羨むランに対し、ロバートは「何もない日本でしか書けなくなるということだ」と厳しい言葉を投げかけ、「自分の幸せについて考えるんだ」と諭す。
その言葉は、隣で聞くランの心をも深く傷つけた。「じゃああなたの幸せは?日本で暮らすこと?それとも…」と言葉を詰まらせる。いつか夫が日本を去ってしまうかもしれないという、国際結婚ゆえの不安と孤独。ランは本音と建前の間で激しく葛藤する。

■ヘブンは家族のため物書きの道を捨て、日本人になる決断をする
自宅に戻ったヘブンは、書斎でイライザ(シャーロット・ケイト・フォックス)からの手紙を見つめていた。かつては作家としてフィリピンへ渡り、情熱を取り戻すことを夢見ていたヘブン。しかし、今の彼にとって何より守るべきは、トキや勘太たちとの平穏な暮らしだった。
イライザへの返信に「つまり、物書きとしての私は…死んだ」と綴り、大切にしていた手紙を火に投じるヘブン。夢を燃やし尽くし、彼は静かに、だが力強く決断を下した。「ワタシ…ニホンジンナリマス」。
ラストシーンでは、松江に1人残る錦織(吉沢亮)の姿が映し出される。頬はこけ、別人のように痩せ細ったその姿。激しく咳き込んでは血の付いた紙を捨て、その瞳からは光が消え、深い虚無感に包まれていく。
■ラストシーンの錦織激変の姿に「別人みたい」と衝撃の声
家族のために「書く人生」を捨て、日本人として生きる道を選んだヘブンの愛の深さに、SNSでは「トキちゃんたちが自分に何かあっても路頭に迷わないように…愛情が深い」「物書きとしての人生を諦めちゃうなんて…」「世界中を飛び回っていたヘブンさんにとって大きな決断だよね」と感動の声が広がった。
そしてコメントが殺到したのが、ラストシーンで映った、激やせした錦織(吉沢亮)の姿。SNSでは「錦織さん、相当具合悪いんじゃ…」「再登場は嬉しいけど、姿が辛すぎる」と悲鳴が上がった。また、凄まじい減量で役を体現した吉沢に対し、「いつの間にこんな身体に…役者魂がすさまじい」「吉沢さんにしか演じられない役」と、そのプロ意識を称賛する声が相次いでいる。
※高石あかりの「高」は正しくは「はしごだか」

