テンビンもテンヤも高活性!〝モーニングサービス〟開催中!
『第三十一吉野屋丸』は、定刻7時に河岸払いして旧江戸川を下り東京湾へと出た。東京のビル群や風の塔、羽田空港、つばさ橋、ベイブリッジなどを横目に釣り場を目指す。ところで、乗り物に乗るとお腹空きませんか?迷った末に朝船宿で買った揚げたて天ぷらの『吉野屋』特製天丼弁当に箸を付けた。これが感動的に美味しくてやめられない止まらない。「2つ買っておけば良かった」と思わず後悔した(汗)。
1時間程で釣り場の観音崎沖着。「はいどうぞ。上から45m。45mから35mまで探ってください」と言う船長のアナウンスで開始。すぐに右舷胴の間(船中央)のテンビン仕掛けの釣り人が〝指3本〟程の体高のタチウオを釣り上げた!お次はその隣の隣の女性に40cmオーバーの大アジ!ゲストフィッシュだが滅多に出会えない大物だった。これを機にテンヤの釣り人もバタバタと釣り始め、まさに〝モーニングサービス〟開催中という感じだ!
試行錯誤で釣れるパターンを見つけたらヤミツキに!
〝モーニングサービス〟が落ち着くとひと流しの間にも喰ったり喰わなかったりと活性にムラが見られるようになった。〝シャクって、止めて、リールひと巻き〟を繰り返してタナを探れば、さっきまではアタリが出たのに、今はなぜかアタリが出ない。〝シャクって、止めて、リール1/2巻き〟に変更、〝リール1/4巻き〟も試し、それでも駄目ならゆっくりの〝ワンピッチジャーク〟やデッドスローの〝ただ巻き〟と釣り方の試行錯誤が始まって、何とかアタリを出せるパターンが見つかると手放しで嬉しいし、そうして釣り上げた1匹が良型だったらもうヤミツキだ!どうやら簡単ではないけれどこの上なく楽しくて、深い、タチウオ釣りの〝沼〟にハマってしまったようだ(笑)。

