家族それぞれの強みを活かした運営スタイル
「源-minamoto-」の特徴は、家族それぞれの強みを活かした運営スタイルにある。昼の顔・今ゆかり氏は接客経験も長く、「接客に関しては、妻を尊敬しています」と代表の今忠雄氏が認める温かなサービスが、リピーターを生んでいるという。
夜の顔・今可奈恵氏は、介護職から転身。飲食業は未経験ながら「食べること、飲むことが大好き」という情熱で、居酒屋メニューの開発から調理まで一手に担う。
今忠雄氏は、「二人とも女性ならではの視点で、寿司屋とは違った色の店舗を作ってくれています。メニュー開発も基本的には二人に任せています」と話している。
今忠雄氏自身は、寿司職人として東京・目黒で修業後、27歳で父親の店を継承。しかし当初は父親との確執もあり、一度は実家を離れ、友人の居酒屋で7年間働いた経験も。父親の病気をきっかけに和解し、店を全面リニューアルして再出発。その5年後に、「ゼロから自分の手でもう1店舗やってみたい」という夢を形にしたのが、「源-minamoto-」だった。

「源-minamoto-」では、「特大壱ノ盛」2,300円(税込)も人気メニューだという。
地域や訪れる人々の心を満たす「源-minamoto-」
飲食業界が抱える後継者不足や事業承継問題。今忠雄氏が家族で体現するのは、伝統を守りながらも新しい形で次世代へ繋いでいく、一つのモデルケース。今忠雄氏は、「親父とは一緒に働けませんでした。でも、店舗を分けることで、家族それぞれが活躍できる場所を作ることができた。妻も妹も、自分のやりたいことを実現できている」と語る。
飲食店の選択肢が少ない盛岡の地で、「地元の人が気軽に立ち寄れる場所」を目指してきた「源-minamoto-」。SNSでの予期せぬ反響は、その想いが多くの人に届いた証でもある。
今忠雄氏は、「一過性のブームかもしれません。でも、この機会に一人でも多くの方に、家族で作り上げたこの店を知ってもらえたら嬉しい」と話している。
盛岡の食文化に新しい風を吹き込む「源-minamoto-」。3月も「甘エビとゴールデンとびっ子の盛」で、地域と訪れる人々の心を満たし続ける。
「甘エビとゴールデンとびっ子の盛」を、この機会に味わってみては。
■源-minamoto-
所在地:岩手県盛岡市館向町3-6 太陽リーハA棟 1-B
営業時間:昼の部 11:00〜15:00(L.O.14:30)、夜の部 毎週水~土 17:00〜21:00
※甘エビとゴールデンとびっ子の盛は昼限定10食、水~土曜 夜限定5食
定休日:月曜日(臨時休業あり)
源-minamoto- Instagram:https://www.instagram.com/minamoto800
(yukari)
