■家事を徹底的に合理化し、外部サービスをフル活用!
――大変な看病もありつつ、普段の家事育児はどのように分担されていたのですか?
藤本さん 基本的に、妻にしかできない授乳以外は、全部私がやるスタンスでした。 ただ、自動化できるところはすべて自動化しましたね。食洗機やロボット掃除機、食材宅配など活用できるものはフル活用しました。
宅配で購入するのは、ミールキットが多かったです。野菜がカットされていて調味料も入っているものですね。数日分の食材とレシピが届く宅配も試したんですが、「今日は野菜の半分を使って、残りは明日使う」みたいな在庫管理が難しくて……。その点、ミールキットはその場で使い切りなので楽なんです。 掃除はロボット掃除機におまかせ、洗濯はドラム式で乾燥まで終わらせる。干すとしても浴室乾燥を利用していましたし、今もそうです。
――徹底的な合理化ですね!
藤本さん そうですね。ただでさえ忙しいので、そうしないと回らないんです。
――家事以外の面で課題はありましたか?
藤本さん 課題ではないのですが、妻は不規則な睡眠で頭痛になることがあるため、睡眠がよくとれるように心がけました。
――子どもが小さいうちは、親が十分な睡眠を確保することは至難の業ですよね。
藤本さん 幸い、娘は早いうちからよく寝てくれる子でした。夜中のおむつ替えなどは自分が担当することも多かったですね。私自身、子どもが泣いたり、モゾモゾ動いたりすると気付ける方だったため、サッと起きておむつを替えて、母乳育児だったので授乳が必要なときは妻にバトンタッチして……。妻が夜中に起きたときは、翌日の昼に寝てもらったりしていましたね。

「ダイニングテーブルの下にクリアマットを敷いています。何を落とされても床の傷・汚れを気にする必要なく全く焦りません。掃除も楽です」(藤本さん)
■上の子との仲も深まった育休期間
――櫂くんのケアについても教えてください。赤ちゃんが生まれて不安定になったりはしませんでしたか?
藤本さん 「赤ちゃん返り」の一種なんでしょうけど、普段なら自分でできる着替えや食事を「できない〜、やって〜」と甘えてくることはありましたね。実は今でもたまに言ってきますが……(笑)。
当時、息子は保育園の年長でしたが、育休期間中は規定でお迎え時間も早まり、16時半に迎えに行っていたんですね。その時間だと息子もまだまだ元気なので、 帰りに公園によく行っていました。
――お兄ちゃんとしての成長も感じられましたか?
藤本さん そうですね。育休中は早く家に帰る分、家族の時間が増えるので、妹の面倒をよく見てくれるようになりました。今では2人で子ども部屋で何やら遊んでいたりして、その隙に親が家事を済ませられるので助かっています。まあ、最終的には喧嘩もしちゃうんですけど(笑)。

「子どもの成長を記した育児日記。自分も一緒に記録していました」(藤本さん)
