血糖値の急激な変化

糖質の過剰摂取によって血糖値が高い状態が続くと、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中などの重大な疾患リスクを高める恐れがあります。

一方で、血糖値が基準値より低くなる「低血糖」の状態についても、山口先生は警鐘を鳴らします。
「低血糖になると、手の震えや脱力感、疲労感、けいれんなどの症状が出ることがあります。もし、いつもの自分と違うなと感じたときは、すぐに体内に吸収されるブドウ糖のタブレットや、脂質を含まない飴などを口に含んでください。脂質は吸収を遅らせてしまうので、脂質のない飴を選ぶのがポイントです」

「チョコレート」を健康的に食べるには
甘いものの中でも、特に健康面で注目されているのがチョコレートです。山口先生によると、チョコレートには多様な健康メリットが秘められています。

「カカオポリフェノール」は抗酸化作用が強く、体内で発生する活性酸素の働きを弱めてくれます。これによって動脈硬化を予防してくれる働きがあります。「テオブロミン」はチョコレートの苦味成分の一つですが、疲労を回復したり、リラックス効果、自律神経を整えると言われています。
また、チョコレートには体内の酵素の働きを助けるマグネシウムや、味覚を維持する働きを持つ亜鉛などのミネラルが含まれています。

カカオ含有量に注目し、栄養を考えてチョコレートを食べるならカカオ含有量70%以上の『高カカオチョコレート』がおすすめ。
さらに、ポリフェノールは水溶性なので、たくさん食べても体に蓄積されないんです。ですから、1日約25g(1個約5gのものを5回程度)を、何回かに分けて少しずつ召し上がるのが効果的です。

