約8年ぶりの大きなアップデートを受けたスズキ「クロスビー」。今回は「ビッグマイナーチェンジ」と呼ばれているようだが、実際に細部を見ていくと、その進化はフルモデルチェンジと言ってもいいほどの内容だ。
筆者は先代モデルに触れた経験がない。そのため今回は、純粋に「新しいクルマ」としてクロスビーに出会った印象も加味してレポートしていきたい。外観デザインから内装、使い勝手、走行性能まで、アウトドアユーザーの視点からチェックしてみた。
<外観>直線と水平基調で「カッコかわいい」デザインに進化
先代クロスビーは丸みのある愛らしいデザインが特徴だった。一方、新型では曲線を減らし、直線と水平ラインを強調したデザインへと進化している。
これにより、SUVらしいタフさが加わり、アウトドアテイストがより強くなった。それでもクロスビーらしい親しみやすさは失われておらず、スズキが掲げる「カッコかわいい」というコンセプトをうまく表現している。
先代は女性ユーザーの比率が7割と高かったが、新型では男性ユーザーも意識し、男女問わず好まれるデザインを志向したという。家族で共有するクルマとしても違和感のないスタイルだ。




<内観>コンパクトクラスとは思えない質感
ドアを開けてまず感じるのが、内装の質感の高さだ。
ブラウンを基調としたインパネやドアトリムは落ち着いた雰囲気で、上級グレードでは合皮レザーやシルバー加飾が加わる。コンパクトSUVのクラスとしては、満足度の高い仕上がりといえるだろう。
近年のスズキ車はインテリアの質感が大きく向上しているが、このクロスビーもその流れをしっかりと受け継いでいる。


