<走行面> 1.2LにUPしたマイルドハイブリッドエンジン
<走行面> 1.2LにUPしたマイルドハイブリッドエンジン
先代が1Lターボだったのに対し、新型は1.2L直噴マイルドハイブリッドエンジンを採用。これはスイフトと同じパワートレインだ。
トランスミッションはATからCVTへ変更され、燃費性能も向上。WLTCモード燃費は
- 2WD:22.8km/L
- 4WD:21.0km/L
となっている。
さらにコーナリング時に内輪へブレーキをかける「アクティブコーナリングサポート」も装備され、安定した走行性能を実現している。
またACC(アダプティブクルーズコントロール)は全グレード標準装備で、電動パーキングブレーキ採用のグレードの場合、停止保持機能にも対応。この恩恵は大きく、長距離ドライブなどでの運転の快適性も高い。
<細かすぎて伝わらない選手権…的なこだわり>
今回、開発担当者に話を聞くことができた。なかでもインテリアデザインの話に興味深いものがあったので、紹介したい。
外観のところで前述したように、この新型は「水平」というものが大きなコンセプトになっている。だがそれは外観のスタイリングだけではなく、インテリアのデザインにも貫かれているそうだ。
前席の助手席側から運転席までの水平直線感、エアコン吹き出し口の造形などなど、随所に「水平」がデザインされている。
しかし驚いたのは、シート表面にあしらわれている「ヘリンボーン柄」だ。ヘリンボーンは、スーツなどでおなじみで、タテに使われるというイメージしか持っていなかった。しかしこのシートでは敢えてヨコに使ったという。「広さ・ワイド感」を演出し、さらにコンセプトの「水平」をここでも表現しているというのだ。

言われないとわからないレベル。まさに「細かすぎて伝わらない選手権」ほどのこだわりだ。
正直、ここまで細部にこだわって1台のクルマはできあがるものなのか!という驚きがあった。こんなこだわりを詰め込むことができる仕事をしているスズキのみなさんは、とても楽しいのだろうなとも思った。
<結論>やはり「フルモデルチェンジ」と言ってもいいのでは?

今回のクロスビーは「ビッグマイナーチェンジ」などの呼び方をされているが、実際にはフルモデルチェンジと言ってもいいほどの内容だと感じる。
このことをスズキの方に伝えたら「フルモデルチェンジ “級”で!」と笑いながら返してくれた。
<アウトドア ✕ 日常のクロスオーバー>
「ワゴン ✕ SUVのクロスオーバー」という本来のクロスビーのコンセプトが、さらにオールレンジで進化したという印象だ。
まさに「アウトドア × 日常のクロスオーバー」というコンセプトをさらに加えたいと思った。新型クロスビーは、それを体現したクルマに仕上がっていると思う。
●主要諸元
XBEE(クロスビー) HYBRID MZ
- 全長✕全幅✕全高/3460✕1670✕1705mm
- ホイールベース/2435mm
- 車両重量/990kg(2WD)・1030kg(4WD)
- 駆動方式/2WD・4WD
- 総排気量/1197cc
- 最大トルク(ネット値)/108Nm(11kgm)
- 燃料消費率(WLTCモード)/22.8km/L(2WD)・21.0km/L(4WD)
- 乗車定員/5名
- 価格/ 239万300円~(2WD)、255万5300円~(4WD)
クロスビー ウェブサイト

