ホームセンターから消えた、防災用品と日用品
数日後、ホームセンターを訪れると、防災用品の棚は空になっていました。懐中電灯や電池、カセットコンロといった日用品も姿を消していました。「必要になったら買えばいい」という考えが、災害時には通用しないことを目の当たりにした瞬間でした。
写真提供:PIXTA 災害=物流が止まったときを想定した備えが必要
さらに驚いたのが、トイレットペーパーや洗剤などの日用品も、完売していたり、購入制限があったり、普段とは全く異なる状況でした。災害時には物流も止まるので、特別な防災用品だけではなく日常的に使っているものも、「自宅のストックがなくなってからでは買えないかもしれない」と思い、購入する人が増えたのでしょう。
それ以来、日用品は使い切る前に補充したり、予備として一つストックしたりするようになりました。洗剤やトイレットペーパー、電池などを少し余分に持っておくだけでも、災害直後の不安は大きく軽減されます。日常生活の延長でできる備えこそ、無理なく続けられる防災対策だと感じています。
ガソリンスタンドの大渋滞と在庫切れ
震災後、ガソリンスタンドには給油を求める車が長蛇の列を作っていました。何時間待っても給油できない店舗や、すでに在庫切れになっているところもありました。当時、職場まで車で通っていたため、車があっても、燃料がなければ移動手段として機能しないという現実を突きつけられました。
写真提供:PIXTA 移動手段は複数あると安心です
それまで私は車のメーターの最後のメモリになってから給油することが多かったのですが、この経験以降、残量に余裕があるうちに給油するように心がけています。
また、車や電車が使えない場合に、職場までどう移動するのか、もしくは移動しないという判断も含めてどう行動するか考えておくことの重要性を実感しました。
