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ディズニーだけじゃない!『白雪姫』に潜む善と悪―3人の画家の挿絵とグリム童話をひも解く

善と悪どちらも映し出す物語

この記事では、挿絵画家のアーサー・ラッカム、オットー・ウベローデ、フランツ・ユットナーの作品をご紹介し、それぞれの『白雪姫』の描き方に注目しました。

また、物語に登場する色彩やラストシーンの描写について考察し、母と娘の関係をたどりました。『白雪姫』は、主人公と王妃の内面を丁寧に映し出し、善と悪を簡単に切り分けられない人間の複雑さを伝える童話だといえます。

子どもの頃に親しんだ物語も、挿絵の表現にふれることで、新しい見方ができたり、当時の文化を発見できたりします。今回ご紹介した3人の挿絵を入り口に、奥深い童話の世界を楽しんでみてくださいね。

3人の画家が描いた『シンデレラ』──黄金時代の挿絵本と童話が生まれた背景

アーサー・ラッカム『シンデレラ』(1919年), Public domain, via Wikimedia Commons.黄金時代の挿絵本の魅力19世紀のヨーロッパでは、書物・挿絵への関心が高まり、…

《参考文献》
・小澤俊夫監訳『語るためのグリム童話③ 白雪姫』小峰書店、2007年
・高橋義人『グリム童話の世界—ヨーロッパ文化の深層へ』岩波書店、2010年
・平松洋監修『挿絵画家アーサー・ラッカムの世界2 新装版』KADOKAWA、2019年
・森義信『メルヘンの深層』講談社、1995年

《参考記事》
・Artvee ‘Otto Ubbelohde’
・Katarzyna Bogacka ‘THE INSPIRATION OF EUROPEAN ART IN FRANZ JÜTTNER’S ILLUSTRATIONS TO THE GRIMM BROTHERS’ FAIRY TALE SCHNEEWITTCHEN’ “Journal of International Scientific Publications”, 2025 (Online)
・Das Otto-Ubbelohde-Haus

配信元: イロハニアート

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