
茨城県常陸太田市は、ふるさと納税返礼品として、今が旬の干し芋を出品中。また、3月中旬から日本ミツバチの蜂蜜を出品する。
常陸太田市の気候と技術が育む干し芋
干し芋は、常陸太田市の気候と技術が育んだ伝統的な食品の一つ。原材料はさつまいものみで、蒸して乾燥させる過程でデンプンが糖化し、砂糖不使用でも非常に甘い。近年の品質向上によりその甘さが増しており、幅広い世代に支持されているという。食物繊維や栄養も豊富で健康にも良いとされている。
干し芋は保存技術の向上により、小分けの袋に入れて冷凍すれば長期保存が可能。冷凍した場合は、直射日光を避け、常温で半日ほど解凍して食べられる。干し芋は年間を通じて購入可能だが、一度も冷凍保存していない新鮮でおいしい干し芋を楽しむことができるのは、この時期だけだそう。

「平干し」は、薄くて均一な形で乾燥が進みやすく、ほどよい弾力とややしっかりした食感。上品な甘さで、市場流通の主流だ。
食べやすさ重視の人、軽く炙って楽しみたい人、たくさん食べたい人におすすめ。

「丸干し」は、厚みがあり、水分が内部に残りやすくねっとりもっちりした食感で、糖度が高く感じやすい。生産量が少ないため、希少性が高いのが特徴だ。しっとり濃厚な味わいが好きな人、甘さをダイレクトに味わいたい人におすすめ。
さらに、「平干し」と「丸干し」を一度に楽しめる「平干し・丸干し 食べ比べセット」も用意。干し芋は、開封後は密閉して冷蔵庫で保存し早めに食べよう。商品の特徴上、硬さや糖度に若干の違いがある場合がある。表面に繊維や黒ずみが見られることがあるが、いずれも品質には問題ないとのこと。
干し芋を出品する常陸農園

ふるさと納税返礼品に干し芋を出品している常陸農園は、「農業で地方を盛り上げたい」という思いで、土地も機械もない状態からスタートしたという。

地域の高齢化や人口減少に伴い増えていた耕作放棄地を借りて、自然豊かな環境でさつまいもを育てている。
豊富な地下水を活用し、有機肥料をたっぷり使い、農薬を最小限に抑えた栽培を実施。環境や生態系にも配慮し、こだわりの野菜を作っている。パートナー企業が先日、常陸太田市で発生した山林火災で被害を受け、干し芋の売り上げを再建支援に活用しているという。
