松島聡&白洲迅、オムライス作りでてんやわんや 現場で松島が猪俣周杜へ仕掛けたサプライズも<パパと親父のウチご飯>

松島聡&白洲迅、オムライス作りでてんやわんや 現場で松島が猪俣周杜へ仕掛けたサプライズも<パパと親父のウチご飯>

「パパと親父のウチご飯」囲み取材会より
「パパと親父のウチご飯」囲み取材会より / (C)テレビ朝日

松島聡(timelesz)と白洲迅がW主演を務めるオシドラサタデー「パパと親父のウチご飯」(毎週土曜夜11:00‐11:30、テレビ朝日系)が10月4日(土)にスタートする。同作の囲み取材会が10月2日に実施され、松島と白洲のほか、2人の子供役の棚橋乃望、櫻、共演の蓮佛美沙子、猪俣周杜(timelesz)が出席した。

■シングルファーザー2人が奮闘する新感覚ホームドラマ

原作は、「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(通称:チェリまほ)」の作者として知られる豊田悠が、2014年から2020年にかけて月刊コミックバンチで連載していた同名漫画。

突然元カノから娘を預けられた、接骨院を営む千石哲(松島)と、妻と離婚し息子を引き取った漫画編集者の晴海昌弘(白洲)は、シングルファーザーとして子育てに奮闘することに。

2人は、互いを助け合うためにルームシェアを決意。周囲の人々を巻き込みながら、次第に成長を重ねていく。蓮佛、猪俣ら出演者と共に「父×2、子×2」の新しい家族のカタチをハートフルに描いていく。

■親子役同士、手を繋いで登場

それぞれ棚橋と櫻と手を繋ぎながら登場し、初っ端から仲睦まじい雰囲気を醸し出す松島と白洲。

松島は自身の役について「千石は、短気でぶっきらぼうでちょっととっつきにくい性格の元ヤンなんですけど、でも誰よりも情に厚く、すごく硬派なキャラクターです」と紹介。「だからすごく憎めなくて、物語が進んでいくことに出会っていくキャラクターからいろんな言葉をかけてもらって、千石の心情が変わっていく様っていうのもたくさん見ていただけると思うので、ぜひそちらにも注目していただけたらなと思います」とアピールした。

白洲は「晴海は優しすぎる漫画の編集者ということなんですが、その優しすぎるっていうのが一つキーワードとなっていて。一見聞くといい言葉なんですけど、晴海はそこに自分なりにいろいろ苦悩したりするんです。もともと結婚していて、でも仕事が忙しくて家庭のことをちょっとおろそかにしてしまい、ある日奥さんに不倫されてしまうんですね。それがきっかけで離婚することになっちゃうんですけど、そこで誠一郎の面倒は僕が見たいと言ってシングルファーザーになる。そんな男です」と説明する。

■冒頭から緊張で噛む猪俣に松島「誰よりも子役かもしれない(笑)」

棚橋と櫻も元気良くあいさつし役どころを伝えると、キャスト陣も会場も思わず笑顔に。MCから「手を繋いでの登場だったけど、どうだった?」と感想を聞かれると、無言で照れた表情を浮かべた棚橋。松島から「ちょっと照れ屋さんなんです」とフォローされていた。

猪俣は「阿久津竜也を演じさせていただきます」と冒頭から噛んでしまい、思わず松島にしがみつく。「照れ屋さんなので。誰よりも子役かもしれない(笑)」と松島から揶揄われると「初めてなので。初出演なので。すいません…」と苦笑。改めて「バスケをやっていたけれどケガで出来なくなってしまって。目標や夢がなくなってしまったときに千石と出会います。変わっていく阿久津の心情を演じられたらと思っています」と意気込みを伝えた。

■現場のあたたかさをそれぞれが語る

現場は「本当に家族みたいなアットホームな空気感」と語る松島。「笑いもあるし、涙もあるし。皆さんがラフにコミュニケーションを取れているような環境がずっと続いているので、撮休のときに、特に櫻とか乃望と会えない時間はやっぱり寂しくなりますね。それぐらいすごく居心地がいい現場です」と明かす。

白洲も「いきなり撮影をスタートするのではなく、自分たちが生活している場所になじむために、壁にシールを貼ったりして」と、ルームシェアをする4人の絆を深める時間が設けられていたと告白。

さらに「子供たち二人がお昼寝をしてるシーンがあるんですけど、最初は寝たふりを頑張ってたんですけど、途中から2人とも本当に寝ちゃって、僕ら大人はこしょこしょ話で撮影を進めて。あの時間は本当に幸せな雰囲気が漂っていて、この作品の空気感を物語ってた時間だったなと思います」とほっこりするエピソードを話した。

蓮佛も、「松島さんと白洲さんの、子どもたちからの愛されっぷりがすごくて。カットかかるたびに抱きつきに行くくらい。2人ともパパたちが大好きで、どちらかの手が空いていないときは2人で奪い合い。何てかわいいんだろうと、それを見て癒やされています」と証言。4人の仲の良さを明かしていた。

■「本当に大きな背中を見させてもらっています」

また、今作がドラマ初出演となる猪俣。「イメージしていたドラマの現場はピリピリした空気が流れ、緊張感があるものだと思っていたのですが、この現場はとってもアットホームで居心地良く過ごさせていただいています」と明かし、「聡くんがいてくれる安心感も大きい。いつもはホワホワしているんですけど、ドラマの時は本当に大きな背中を見させてもらっています」と、圧倒的な信頼感をのぞかせた。

そんな猪俣に、「初日に感情が乱れるシーンが多かったんですけど、ちゃんと目を見てせりふをかけてくれて。僕としても心強いです」と目を細めた松島。「さすが“タイプロ”を勝ち抜いてきただけある」と太鼓判を押していた。

猪俣のクランクインの瞬間を見届けようと、自身の撮影シーンを終えたあと、スタッフに扮して現場に紛れていたと告白した松島。しかし緊張のあまり猪俣は全く気づかなかったそう。

「顔も出して変装せずに紛れていたのに全然気づかなくて…。撮影が終わって次の現場に行こうとしているタイミングで、自分から『来ちゃった』と言いました(笑)。それだけ集中していた証拠なのですごいことだけど、ただ気づいてほしかった!」と笑顔を見せていた。

■オムライス作りも「さすがにワイドショーにはいかないですよね?」

会見後半には、第1話に登場するオムライスを松島と白洲が実際に調理する場面も。松島作のオムライスが卵を乗せる際に少し失敗してしまうと「これ、さすがにワイドショーにはいかないですよね?」と確認し笑いを誘う。棚橋から「やっぱり白洲さんの方が上手だよ」と鋭いツッコミが入り、タジタジになっていた。

出来上がったオムライスに白洲が「パパ」松島が「オヤジ」とケチャップで書き、作品をアピール。

最後に「子育てに奮闘しながら成長していき、料理を通じて家族の絆を深めていく、とてもハートフルな作品となっています。とにかく作中に生きた言葉がすごく散りばめられているので、今を生きる全ての方々の背中を押せたらいいなという風に思っています」(松島)「子育てというのが大きなテーマになっているとは思いますが、大人になっている人たちでも子供がいない方も、親からしたら誰しも全員子供だと思うので、そういう繋がりを改めて見つめ直す一つのきっかけになれるドラマなのではないかと。美味しいご飯もたくさん出てきますので、お家で実際に作ってもらったりして、心とお腹をほっこりしていただけたらうれしいです」(白洲)と思いを伝え、会見を締めくくった。

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