白内障と緑内障は加齢とともに発症率が高くなる眼疾患ですが、それぞれ症状や治療方法が異なります。
白内障や緑内障と診断されても、具体的にどのような病気なのかどのように治療をするのかわからない方もいるでしょう。
本記事では白内障と緑内障の違いについて解説します。
※この記事はメディカルドックにて『「白内障と緑内障の違い」はご存知ですか?それぞれ治療後の注意点も解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修医師:
柿崎 寛子(医師)
三重大学医学部卒業 / 現在はVISTA medical center shenzhen 勤務 / 専門は眼科
白内障と緑内障の関係

白内障と緑内障の違いを教えてください。
白内障と緑内障の大きな違いは手術で視力が回復するかしないかです。白内障は濁った水晶体を取り除き代わりにレンズを挿入するため視力の回復が見込めるのに対し、緑内障は視神経が傷ついているため進行を遅らせることしかできないからです。また、自覚症状の有無にも違いがあります。白内障は視界がぼやけたり光を眩しく感じたりと自覚症状がありますが、緑内障は視神経が関係しているため視野が欠けていても見えていると錯覚し自覚症状はほとんどありません。
白内障と緑内障は併発することはありますか?
進行状況にもよりますが白内障と緑内障は同時に治療することができます。しかし、白内障の手術をすると一時的に眼圧が上昇するため、緑内障を進行させてしまう場合もあります。その場合はどちらを優先的に治療した方がよいのか医師と相談しながら決めましょう。同時に治療するメリットは下記のとおりです。白内障の手術を行うことで眼圧が下がりやすくなる
手術が1回で済むため患者さんの負担が少ない
術後の感染症のリスクは、単独での手術の場合も同時手術の場合も同じくらいと考えられます。
白内障と緑内障は同時に治療することができますか?
梅毒の治療方法は、主にペニシリン系抗菌薬のアモキシリン投薬が一般的です。治療開始後24時間以内に、Jarisch-Herxheimer反応(ヤーリッシュ・ヘルクスハイマー反応)と呼ばれる副反応が現れることがあります。そのため、あらかじめ事前の説明や心構えが必要です。この副反応は、抗菌薬によって破壊された菌体からサイトカインが放出されることによって生じ、以下のような症状が出現します。発熱
悪寒
筋肉痛
頭痛
ペニシリン系抗菌薬にアレルギーがある方は、ほかの薬剤が考慮されます。妊娠中の患者さんに対してテトラサイクリン系抗菌薬を使用すると、胎児の骨や歯の発達に影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。
白内障と緑内障の発症は予防できますか?
白内障と緑内障の発症は完全に予防する方法はありませんが、生活習慣を見直し身体の健康を保つことでリスクの軽減が期待できます。生活習慣を見直すためのポイントは下記のとおりです。栄養バランスの取れた食事を摂る
早寝・早起きなど規則正しい生活を送る
十分な睡眠をとる
ストレスを溜めすぎない
適度に運動をする
喫煙をしない
しかし、白内障や緑内障は加齢現象によるものが多く予防が難しいため、できるだけ早期に発見し適切な治療を行うことが大切です。眼に違和感がなくても定期的に眼科を受診しておくとよいでしょう。
編集部まとめ

白内障はピントを合わせるレンズの役割をする水晶体が濁ることで、視界がぼやけたり視力が下がったりする眼疾患で、手術で人工のレンズを挿入すれば視力の回復が見込めます。
緑内障は眼圧が上昇し、視神経が圧迫されて視覚情報がうまく伝達できず視野が欠けてしまったり、視力が低下したりする眼疾患です。
手術で進行を遅らせることはできますが、失ってしまった視力は戻せません。
どちらも直接的に予防する方法はないため、生活習慣を見直し身体の健康を保つことや定期的な受診が大切です。
また、同時に発症する場合もあり進行状況によっては同時に治療ができるため、医師と相談しながら決めましょう。
参考文献
白内障手術と眼内レンズ 眼内レンズを上手に選ぶために|公益社団法人日本眼科医師会
緑内障|慶應義塾大学病院
緑内障外来|聖路加国際病院

