
AmBitious・大内リオンが、3月13日(金)の放送で最終回を迎える松本まりか主演、横山裕(SUPER EIGHT)と佐藤大空共演のドラマ9「元科捜研の主婦」(毎週金曜夜9:00-9:54、テレ東系ほか)に出演中。
同ドラマは、テレビ東京と講談社が共同で原作を開発したオリジナルストーリー。かつて、“科捜研のエース”と呼ばれた専業主婦・詩織(松本)が、夫・道彦(横山)と5歳の息子・亮介(佐藤)と一家総動員で事件を解決していくミステリードラマで、現代の夫婦や家族の在り方も描くホームドラマだ。
大内は、松本演じる詩織のことを“科捜研の伝説”と崇拝する科捜研の若手研究員・倉田歩人を演じている。このたび、WEBザテレビジョンでは大内にインタビューを実施。役の印象や先輩・横山との共演、今後の展望などを語ってもらった。
■最年少から“大人”へ「しっかり頑張ろうと気が引き締まりました」
――大内さんにとって連ドラ初出演となった今作。撮影を振り返っていかがでしたか?
一言でまとめると、本当に楽しかったです!出演が決まって、キャストの方々のお名前を聞いたときから「すごい豪華やな」って圧倒されて、その中に自分がいると考えると、最初はすごく緊張しました。
これまではどこの現場に行っても僕が最年少だったんです。でも今回は子役の大空くんがいて、「あ、僕が最年少じゃないんや」と気づいたときに、20歳になって初めてのドラマということもあり、なんだか「大人になったな」という感覚がありました。年下の子がいる以上、甘えてばかりじゃいられない。しっかり頑張ろうと気が引き締まりました。
――とはいえ、皆さんに可愛がられていたそうですね。
結局、めちゃめちゃ甘やかしていただきました(笑)。八嶋智人さんや遠藤憲一さん、松本まりかさんにも「まだまだ子供だね」とよしよししていただいて(笑)。現場で皆さんがコーヒーを飲んでいる横で、僕だけメロンジュースを頼んでいたりして、自分でも「やっぱり子供やな」と思いながら(笑)。でも、監督さんを含め皆さんが現場を明るくしてくださったおかげで、科捜研がいい職場だなと思えるくらい楽しい現場でした。
■佐藤大空とのツーショット写真をスマホのロック画面に「癒しの存在でした」
――合間はどんなお話をされていましたか?先輩方から学んだことがあったら教えてください。
科捜研チームのメンバーといるときは、遠藤さんが「夜ご飯、なに食べたの?」と聞いてくださるので、そのお話をしたりするのが毎日のルーティーンみたいになっていたり、小手(伸也)さんが現場でずっと寒そうにしていたので、「カイロ貼ってますか?」と聞いてみたり、他愛もない話が多かったんですが、そういう会話から現場の雰囲気を作ってくださって、すごく明るくしていただきました。でも、お芝居になるとスッと役に入られるので、オンとオフの切り替えがすごいなと驚きました。
まりかさんには「お芝居についてどういう考え方をされてるんですか?」と聞いたら、「経験だよ」と答えてくださり。いろいろな役を経験して、さまざまな役者さんと演技することでどんどん変わっていったというお話を聞かせてもらいました。生で皆さんのお芝居を見て、すごく刺激を受けましたし、撮影現場にいるからこそ分かるすごさをずっと感じていました。見ているとこっちの感情まで揺らぐくらいのお芝居をされているので、自分もそれぐらいできるようになりたいなと思いました。
あと、大空がほんまにかわいくて癒しの存在でした。大空とツーショットの写真を撮って、今はそれをスマホのロック画面にしてます。
――大空くんとは一緒に遊んでいましたか?
大空はあやとりとじゃんけんが好きで、それで遊んでくれる人は全員好きなんです(笑)。なので、大空と一緒の現場はよくじゃんけんをしていました。物語内でも、横山くんとじゃんけんをしているシーンもあったし、あやとりをしているシーンもあって、めちゃめちゃ好きやなと思いました。でも、小学1年生でこれだけの役をやっているのはすごいなと思いましたね。子どもらしさもすごくあって、かわいかったです。
■役作りのため初パーマ「大人の皆さんとのジェネレーションギャップを」
――今回演じた役はどう捉えられましたか?
今回、演じた倉田は24歳ということで、作品の中では若者になるので、若者の気持ちに寄り添うということを意識しました。また、役のためにパーマを当てて、眼鏡をかけて。指輪、時計、ヘッドフォン…これらは全部、“倉田セット”として用意していただいたものです。衣装合わせの時に、大人の皆さんとのジェネレーションギャップを出すために、少し現代風のおしゃれを仕事着に取り入れた優秀な若手、というイメージで作り込みました。ただただチャラい人にならなくて良かったです(笑)。
――第7話では倉田にスポットが当たる回もありましたね。
そうなんです!出演が決まった当初は、資料の受け渡しをするサポートをする役なのかなと思っていたんですけど、しっかりストーリーの一員として関わらせてもらえて。特に、倉田が恋愛をするという展開を聞いた時は衝撃でした。台本は放送に合わせてもらっていたので、僕も第7話の台本をもらうまでそんな展開になるとは思っていなくて。でも、自分の役がフューチャーされる回があってうれしかったです!
――“恋愛する倉田”を演じてみていかがでしたか?
僕自身、あまり恋愛に慣れていない部分があるので、そこは倉田と共感できてよかったです(笑)。第7話にくるまでは白衣を着た科捜研の倉田しか見られなかったんですが、第7話はしっかり倉田の私生活も見えて、普段の僕では着ないような服装を着れて、新鮮でした。
また、キュンキュンとかではなく、もうちょっと自分の気持ちに正直になりたいけど、上手くいかないよなというぎこちなさ。そういう、若いときの恋愛のおもしろさを出せる回にはなったと思います。
仕事と恋愛の両立も大変やろうなと思いながら、科捜研には大変な時期を乗り越えてきた、(島袋寛子演じる)さくらさんとか、(遠藤憲一演じる)所長とか、(松本まりか演じる)師匠がいて、師匠は結婚もされてるので、科捜研にいながら恋愛していた時期があって夫婦になったので、師匠という目標となる人物がいてよかったなと思いました。
■現場で作り上げた“推しシーン”「師匠のお決まりのシーンをみんなで再現」
――倉田の“推し”シーンはありますか?
師匠の真似をするシーンがけっこうあるんですが、それは台本にはなくて。元々、師匠が事件を解決するために科捜研に実験に来て、白衣を着て、「では始めましょう」というお決まりのシーンを、いつか自分もやりたいなと思っていたんです。それで、監督に「したいです!」と言ったら、「いいね」と言ってもらえたので、そのシーンはさくらさんと一緒にやりました。
元々は、第2話で詩織の後ろで所長が真似していたので、それを見て、全員がやったらおもしろいんじゃないかと思ったのがきっかけで。第6話で自分たちも真似し始めて、第9話で、全員で白衣を着るシーンを再現できたので、見たかったシーンだ!とうれしかったです。しかも、そこでは詩織が「始めましょう」と言うんじゃなく、所長が言っていて、所長はこれまで物語の中では、“自分は科学のこと知らない”と言う人だったんですが、そのシーンで所長が覚醒する姿を見れて、格好良いなと思いました。
■先輩・横山裕への信頼「自己紹介ギャグは横山くんがいる時だけ」
――事務所の先輩である横山裕さんとの共演はいかがでしたか?
初めて、現場で一緒に芝居をするシーンに僕の長いせりふがあって。途中で、何言ってるのかなって思っちゃうくらい難しいせりふもあったので、詰まってしまうことがあったんですが、皆さんが「すごいね」と言ってくださり、横山くんも「よう言えるな、そんな難しいせりふ」と褒めてくれました。
――現場でのやり取りで印象に残っていることはありますか?
初めてSUPER EIGHTさんのライブのバックに付かせていただいたとき、MC中にAmBitiousを紹介してくれる時間があったんですけど、そこで初めて自己紹介をしたとき、横山くんが「ライオンの部分だけライオンっぽくしてみて!」とアドバイスをくれて、今の自己紹介が生まれたんです。それを横山くんがずっと気に入ってくれていて。今回の現場でも、横山くんがいる時だけ限定で披露していました。さすがに横山くんがいない現場では恥ずかしくてできなかったです(笑)。
――演技面で刺激を受けた部分はありますか?
今まで映像で拝見していた横山くんのお芝居と、生で見るお芝居は全然違いました。目を合わせるだけで役としての深みを感じますし、その場の空気を作ってくださるので、いつもの横山さんではないということを肌で感じました。それによって自分も自然と役に入っていくことができ、お互いが役として掛け合えたのが、本当に楽しかったです。
■初めての連ドラ出演で手にした台本は「家宝」
――アイドルとしての活動とドラマ撮影が重なる時期もあったかと思います。切り替えは大変でしたか?
お正月のコンサートと撮影が重なった時期は大変でした。役でパーマをかけているので、アイドルの自分に戻るときはストレートアイロンで一生懸命、伸ばしたりしていました(笑)。あと、一番苦労したのはカメラ目線です。ライブではファンの方と目を合わせるのが基本ですが、ドラマでは絶対にカメラを見てはいけない。奥にレンズがあるのはわかっていても「絶対見ないぞ!」という精神力が必要でした。
――倉田は詩織のことを師匠として崇拝していますが、大内さんが尊敬している人を教えてください。
憧れの先輩としてずっとお名前をあげさせてもらってるのは、山田涼介くんと、道枝駿佑くんです。おふたりとも恋愛ドラマにもたくさん出ていて、自分も第7話で少しだけ恋愛パートに触れたんですが、すごく難しくて。科捜研にいるときはちゃんとできるのに、恋愛パートの部分になると「これでいいんかな? どうなんだろう?」と思ってしまったので、恋愛の作品をやってきてるおふたりはやっぱりすごいなと思いました。
――今作を経て、今後の展望を教えてください。
今回、難しいと感じたからこそ、また恋愛ドラマにも挑戦してみたいです。あと、いつか刑事役をやってみたいです。撮影現場でスーツ姿の署長を見て、格好いいなと思い。刑事としてスーツを着て、事件を解決できる役を演じてみたいです。犯人を投げ飛ばすようなアクションシーンにも憧れます!
――最後に大内さんが感じた作品のおもしろさ、見どころを教えてください。
テレビで放送されたものを見るとすごくおもしろいんですが、台本は文字だけなので毎回、台本を読むのはすごく難しくて。何回も読み直して、「そうか、こういうことか」と理解し、それを繰り返してストーリーをちゃんと解き明かしていたので、自分にとっては毎回ワクワクする作品でした。犯人がわかったときに詩織が言う、「科学がくれた答えです」という決めゼリフがあるんですが、そのせりふの最終話に注目していただきたいです。
最終回の台本の表紙がすごくきれいな虹色で。第1話、第2話と、ピンクや緑、青と話数ごとに色が違っていて、最終話は虹色で。その台本をもらったとき、いよいよ最終回だなと思って。どの回でも泣けるシーンがあり、僕にとっては全部思い出深いです。この台本はもう家宝ですね。「元科捜研の主婦」の台本を持っているのは世界でも自分たち数人しかいないので、大事な本やなと思いました。

