3月13日に公開の映画『ギャビーのドールハウス ザ・ムービー』のニャンバサダーで、クッキー・ボビー役の声優も務める小島よしおさんにmamagirlがインタビュー!後半では、mamagirl読者に向けて、子育てで心がけていることもお聞きしました。
■「毎回ドキドキしちゃう」小島よしおさんが声優に挑戦!

ーーいよいよ映画『ギャビーのドールハウス ザ・ムービー』が公開です。まずは作品を見た感想からお聞かせください。
小島よしお(以下、小島):子どもたちはもちろん、大人も楽しめる映画になってるんじゃないかなと思います。CGアニメと実写を組み合わせた作品で、初めはびっくりしましたが面白い構成だなと思いました。
ーー日本ではあまり見ない感じがしますね、色彩も淡い感じです。
小島:そうですよね、あんまり見ないから初めて見る人にはすごく新鮮に見てもらえるんじゃないかなって思います。色彩もパステルカラーで、やっぱりみんな好きですからね、子どもたちは。見れば色からも癒される映画でもありますね。
ーー今回はクッキー・ボビー役。声での出演ですが、事前にどんな準備をしましたか?
小島:準備はそんなにしていません。僕は以前、準備しすぎていて、それが違った準備だったんです(笑)。1回壊して立て直すっていうことが何回もあったので、なるべくフラットな形で臨みました。どちらかというと自分を活かしながら、自分の中にいるクッキー・ボビーを見つけるような感覚ですね。
ーそうなんですね。監督とはどんな話をしましたか?
小島:監督も、実際に声を出してみて、「もうちょっとこういう方向で」みたいなのを言ってくれたので、そこに近づける感じで。スポーツとかでも、ゴルフとかの癖があると、指導を受けても逆に時間かかるのとちょっと似ていて。もう、なんていうか、フラットな状態で行った方が、監督の指示が入りやすい。スポーツと似たところがありますね。

ーー小島さんはテレビやYouTubeにも出ていますが、自分の姿が出ない仕事はまた違ったものがありますか?
小島:今までも声の仕事は何度かやらせてもらっていますけど、いつも監督たちに引き出してもらってる感じはありますね。引き出してもらって、そのキャラクターに合うような声が現場で見つけられるというか。
ーーご自身で芸を披露するのとは全く違う感覚。
小島:全く違いますよ。毎回ドキドキしちゃう(笑)。毎回不安と緊張の中でやっています。
ーー現場で声を作って、その場で定着するのはすごいですね。
小島:そうですね。ただ、やっぱり短時間で得たものって短時間で失いやすいんで、終わった後に「声やって」ってリクエストされても、「どういう声だったっけな?」っていうことがよくあります(笑)。
■「いろいろと考えさせられるキャラ」クッキー・ボビーとの共通点とキン消しの思い出

ーークッキー・ボビーはインパクトがある愛らしいキャラクターですが、初めて見た時はどんなことを思いましたか?
小島:自分の子どもの時のコミュ力を思い出したというか、結構すごいタイミングでストーリーに入ってくるんですよ(笑)。あの登場はすごくハートが強いなと思いつつ。でもギャビーたちがピンチの時に、あのタイミングで話しかけてなかったらもう助からなかったかもしれない。そう考えると、考えていないようで、実は考えてるのかな?とも思いながら。何回もそのシーンを見返して。いろいろと考えさせられるキャラだなと思いましたね。
もしかして悲しい背景もあるのかな?とか。実はすごく奥の深いキャラなんじゃないかなって。
ーー小島さんご自身と似ていると感じた点は?
小島:僕と似ている部分は…ある意味ちょっと空気を読まずに明るい、クッキー・ボビー空気にしてくれるっていうのは、舞台とかでの僕と似ているなとは思いますね。
ーー今作で一番印象に残っているシーンは?
小島:いいシーンがいっぱいあって悩みますが。笑っちゃったのは、ヴェラに「寄付してください」って子どもたちがやって来て交渉するところ。8個、6個みたいに言って、決まり!みたいなやりとりがすごく好きで、笑っちゃいましたね(笑)。
ーーテンポがいい(笑)
小島:賢いですね(笑)。あの子たちが出ているところは面白いシーンですね。あと、猫ちゃんがヨガをする場面も面白かったですし、呪文を唱えてドールハウスに入っていくところも!面白いというよりも、素敵なシーンだったのでお楽しみに。

ーー本作では、大人になっても遊び心を忘れないというメッセージが描かれています。小島さんが思い出した昔の記憶や気持ちはありますか。
小島: やっぱり“キン消し”の思い出ですね。小学生の頃にキン消しを集めていたのですが、ある日親に「もう処分する」って言われたんです。それは自分がキン消しに対して、思い入れが無くなってしまったということなんですよね。おそらく引き出しの中に入れて、遊んでいない日々が続いていたから。親がそういう判断をしたのを都合よく記憶して、捨てられてた!っていう、被害者意識みたいになっていたけれど、実はその過程(遊んでいない時期)があったなみたいな。小学校高学年の頃の出来事ですが、そういうのをこの映画を通して思い出しましたね。
ーーちょっとほろ苦いですね。
小島:ほろ苦い思い出です。ぱっとフラッシュバックのように、この映画をきっかけに思い出しました。もしかしたらみんなにも思い当たる節があるかもしれないですね。
ーーその後、キン消しはどうなったのですか?
小島:もうどっかにいったんじゃないかな。もしかしたらクッキー・ボビーの世界で生きているかもしれないですね(笑)。

