「攻撃行動」の前触れのことも
目を大きく開くのは「攻撃行動」の前触れのことも。たとえばほかの犬など怖いものが近くにいるとき、警戒心や恐怖心が高まった結果、相手から目を離さないために目を見開くことがあります。目を見開いて全身がガチガチに硬直し、小さくうなり声を上げている場合は、攻撃行動に転じる可能性が高いです。
目を細めるのは“眠い”
引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
目をしょぼしょぼと細めるときは、眠気で涙の量が減っているほか、屋外などでまぶしさを感じ、眼球を保護するために自然と細まっていることが多いです。
「強い緊張」のことも
目のまわりの筋肉がこわばって細目になっている場合は、「強い緊張」を感じている可能性も。目を細めつつ小さくうなり声をあげたり、まばたきの回数が多い場合は、緊張感が高まり気が動転している可能性が高いでしょう。さらに緊張感が高まると、吠える、飛びかかるなどの攻撃行動に転じるおそれも。
意図して表情をつくることも
引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
人とコミュニケーションをとるために人を観察し続けた結果、犬は目のまわりの筋肉など表情筋が発達しました。「この顔をすれば望みが叶う」と学習し、わざと上目づかいをして子犬らしい表情をつくる犬もいます。
犬の目の動きにはさまざまな意味合いがあります。愛犬の表情をよく観察してみると、さらにコミュニケーションが取りやすくなるかもしれませんね。
お話を伺った先生/増田宏司先生(獣医師 博士(獣医学) 東京農業大学農学部動物科学科(動物行動学研究室)教授)
参考/「いぬのきもち」2025年12月号『表情・しぐさの勘違いをなくしてもっとわかりあえる!ホントのきもちの読み方』
文/柏田ゆき
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※使用している写真はイメージです。
