何を摂り過ぎると「慢性心不全」になりやすい?「原因」と症状も医師が解説!

何を摂り過ぎると「慢性心不全」になりやすい?「原因」と症状も医師が解説!

慢性心不全発症のリスクを上げやすい食べ物・飲み物

慢性心不全発症のリスクを上げる食べ物としては、以下のようなものがあります。

塩分の高い食製品

塩分の摂取量が多いと、血圧を上昇させ、高血圧の原因となります。
また、塩分の主成分であるナトリウムが体内で高くなると、浸透圧によって水分も体に取り込まれてしまい、心臓に負担がかかりやすくなります。
以下のような食品は塩分量が多いため、食べる頻度には注意する必要があります。

ラーメンのスープ

みそ汁

梅干しや漬物

ハムなどの加工食品

カップラーメンや冷凍食品

コンビニなどで市販の弁当

糖分・脂質の多い食べ物

過度のカロリーや糖分、脂質の摂取は肥満を引き起こし、糖尿病や脂質異常症、高血圧といった生活習慣病の原因となって、動脈硬化を悪化させます。
以下のような食品・食事には注意が必要です。

揚物や炒め物:天ぷら、フライドチキン、焼肉など

菓子類:ケーキやドーナッツ、ポテトチップス、饅頭など

ファストフード:ハンバーガーやポテトなど

お酒

過度の飲酒はカロリーの過剰な摂取にもなりますし、つまみなども食べることでカロリーや塩分の摂取も増加します。
高血圧を引き起こしやすくなったり、不整脈の発生を増やす、心疾患の原因となるといったことも知られています。
適量であれば害は少ないため、節度を持って楽しむことが大切です。
適量の飲酒量は純アルコールで20g程度とされており、これはビールなら500ml、日本酒1合、ワイングラス2杯程度とされています。

慢性心不全の代表的な症状

息切れ、呼吸の苦しさ

心不全状態では、心臓の機能が低下することでうまく血液が全身に送れなくなり、階段の上り下りや坂道、軽い動作でも息切れが出現しやすくなります。
特にそれまでできていた動作で、息が上がる、一休みしないとできないようになるといった場合には注意が必要です。
心不全が進行すると、肺に水が溜まってしまう胸水が生じることで、うまく呼吸ができなくなり、安静時でも息苦しさなどの症状が出現しやすくなります。典型的な症状としては、仰向けでは苦しくて寝れなくなるが、上半身を起こすと楽になる起坐呼吸という症状があります。
息切れなどの症状は年のせいと思って見逃されることも多いため、注意が必要です。

むくみ

心不全状態となると、血液を送るポンプの働きをしている心臓の機能が低下するため、全身の血液がうまく循環しなくなります。
血液を送り出す働きが低下すると、心臓に血流が戻れなくなり、戻れなくなった血液が重力の関係もあり足に溜まりやすくなります。そうしてたまった血液が皮下に漏れ出してしまい、むくみが生じやすくなります。
足がむくむ、足の甲やすねが押すと凹む、体重が急に増えるといった症状には注意が必要です。

動悸

心不全となり心臓の血液を送り出す力が低下すると一回の拍動で送り出せる血液が低下するため、心臓はそれを補うために心拍数を増やすことで対応しようとします。そうすると頻脈となり、動悸を自覚しやすくなります。軽い動作ですぐにドキドキする、安静にしていても頻脈となりやすくなります。
さらに、心不全状態では心臓に負荷がかかるため、不整脈も出現しやすくなり、それによって動悸症状が悪化することもあります。

配信元: Medical DOC

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