ナツミさんは、4歳の娘・イチカちゃんを育てています。お隣に住むママ友・レナさんとは、子どもが同い年ということもあり親しい間柄でした。
しかしある日、レナさんから「いつも私たち親子と仲良くしてくれてありがとう! どうかお元気で」と言われ、その言葉を最後に家から去ってしまいました。
その後、レナさんの元夫・タダヒコさんは、ユリアさんという女性と再婚。仲の良かったママ友が追い出されてしまい、モヤモヤしていました。
幼稚園の送迎から帰っていたとき、ユリアさんから強引にお茶に誘われ、仕方なく応じたナツミさん。ほぼ初対面にもかかわらず、ユリアさんから延々と自分語りを聞かされ、うんざりします。
さらに、「私たちはたまたま障害のある恋をしただけ」「それなのにみんな冷たくてひどい」「私がこっちにきてからご近所さん、すっごく変な顔をするの」と、恥を恥とも思っていないその態度に、嫌悪感すら抱くのでした。
帰宅後、ナツミさんは、夫にユリアさんへの不満を爆発させて……。
言い得て妙な夫の例え










その夜、ナツミさんは夫に愚痴を言います。ナツミさんは、「美人でやさしい」レナさんを傷つけたユリアさんが、どうしても許せません。
「前妻と逆のタイプを選ぶ気持ちはわかる気がする……」
夫は、レナさんを「料亭のごはん」ユリアさんを「ジャンキーな食べ物」に例え、「毎日料亭のご飯だと飽きるだろ?」とレナさんの元夫・タダヒコさんへの理解を示したのでした。
▼お隣の再婚騒動にこれほどまで心を揺さぶられるのは、ナツミさんがレナさんと深い信頼関係を築いていたからこそ。だからこそ、悪びれる様子もなく振る舞うユリアさんの言動が、どうしても受け入れられなかったのでしょう。
奥ゆかしい美人のレナさんに対して、他人の家庭を崩壊させ、自らの幸せを手に入れた略奪妻のユリアさん……。レナさんが良い人だったからこそ、ユリアさんがいくらご近所に溶け込もうと努力しても、周囲の祝福を得にくいでしょう。
人の幸せを壊したうえでの関係は、それ相応の代償が伴うものだと覚えておきたいですね。
次の話を読む → 著者:マンガ家・イラストレーター キナコモチかあさん

