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【京都府京都市】旧よしもと祇園花月が大衆演劇の新しい常設劇場「祇園呉服座」としてオープン


大衆演劇場「旅芝居の名門 呉服座」を運営する呉服座(ごふくざ)は、旧よしもと祇園花月のあとである祇園会館に新劇場「祇園呉服座」を開設。5月1日(金)より柿落とし公演を行う。

呉服座の歴史


呉服座は、もとは大阪府池田市西本町にある呉服橋の南、猪名川の堤沿いに位置した芝居小屋だった。その歴史は古く、明治25年8月10日に上棟。地方巡業の歌舞伎をはじめ、落語、講談、漫才などいろいろな演芸が催される娯楽の中心地となり、人々から愛された。

しかし、映画やテレビの台頭によって徐々に衰退の道を辿り、昭和44年5月の興行を最後に幕を閉じることに。


閉館後は解体され、昭和46年に愛知県の明治村で復元公開。昭和59年には、江戸時代の芝居小屋の建築様式を残す数少ない建築物として国の重要文化財に指定された。


その後、平成22年11月に江戸時代に建てられた呉服座の優れた建築様式を一部再現し、現在の池田市栄本町にて大衆演劇の常設劇場として復活させたのが「池田呉服座」だ。


さらに平成25年5月には、アクセスの良い大阪市北区に業界最大規模の客席数を備えた姉妹劇場「梅田呉服座」を設立。旅芝居の名門として、もともと演芸が好きであった池田の人々だけでなく、全国の様々な世代に大衆演劇を届けている。

大衆演劇の常設劇場が誕生

現在、大衆演劇の常設劇場は日本全国に約90館あり、そのうち37館が関西に集中。3分の1以上が関西に所在していることから、この地において伝統文化・娯楽としての大衆演劇が多くの人に親しまれてきたとわかる。

一方で、関西の中でも京都にはこれまで常設の劇場が存在しなかった。

今回、京都・祇園会館にて新たに常設劇場「祇園呉服座」を開設することで、京都の人々をはじめ国内外の観光客にも和の文化を肌で感じながら大衆演劇を楽しめる場が誕生する。

また、「祇園呉服座」では世界中の楽曲を用いた和装舞踊や多彩な舞台演出を通して、伝統文化の新たな魅力を国内外に発信。日本の伝統と世界の音が響き合う舞台が海外からも注目を集め、“日本の文化をより身近に感じられるきっかけ”となることを願っているという。

呉服座にとって、祇園という日本有数の観光地で伝統とエンターテインメントが融合する新しい形の「旅芝居」を届けられることは大きな喜びだという。これからも“日本の伝統文化の新しい扉”となり、より多くの人々に感動と笑顔を届けたいとしている。

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