
サロンテリア大林は、スープカレーとスペシャリティコーヒーを提供するカフェ「SATORY’s CAFE」を3月20日(金)、丹波篠山市の商店街にあるアウトドアショップ「SATORY」店内にグランドオープンする。
異業種挑戦の背景

アウトドアショップSATORY
丹波篠山市の商店街では観光地化が進む一方、地元商店の後継者不足や業態維持の難しさが課題となっている。創業50年の室内装飾業であるサロンテリア大林は、地域に根差した事業を継続しながら3年前に店舗をアウトドアショップ「SATORY」へと改装した。
アウトドア用品の一つとしてコーヒー器具の販売を開始したところ、代表の細見氏自身がコーヒーに傾倒。店頭で淹れ方を教える中で「店内で提供してほしい」という声が増加した。
飲食事業を検討する中で、食事メニューを模索し出会ったのが札幌系スープカレーだった。関西エリアでもスープカレー専門店はまだ多くなく、兵庫県内でも数店舗にとどまる中、丹波篠山名物のぼたん鍋(イノシシ) とスープカレーを掛け合わせる着想に至った。
こだわりメニュー開発にAIを活用

この度オープンする「SATORY’s CAFE」は、アウトドアショップ「SATORY」の店舗70㎡にテーブル席12席・カウンター席7席を併設したカフェ。空間づくりを生業とするインテリア専門会社が手がけた内装は、アウトドア用品に囲まれながら食事やコーヒーを楽しめる空間となっている。
スープカレーのレシピは、プロのスパイス配合を起点に、飲食未経験のスタッフがAIを活用し、1年がかりで開発した。プレオープン期間中にはイベント出店も含め約500食を提供した。
顧客から寄せられた「味が薄い」「コクが足りない」といった声をAIに入力し、分析された改善提案をもとにレシピを再構成するサイクルを繰り返すことで改良を重ねてきた。
現在はレシピバージョン8.5に到達。微調整は0.1刻み、大幅な改善時にはバージョンを更新するなど、ソフトウェア開発のようなレシピ管理手法を採用している。
