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梅宮アンナ「標準治療」を「最高治療」と呼ぶ理由 HTB創世ミモザマルシェより 【コラム:両側乳がんになりました】

梅宮アンナ「標準治療」を「最高治療」と呼ぶ理由 HTB創世ミモザマルシェより 【コラム:両側乳がんになりました】

ないなら私が作る。使命感から生まれたウィッグと下着

 明るく話すアンナさん。しかし、モデルという仕事。外見の変化に様々な葛藤があったのではないでしょうか。

アンナさん『もう、私自身も決して若くなくてですね、51歳という年齢で、がんになるのと20歳でがんになるのでは多分違ったんではないかなっていう風に思うんですけど。

51歳でがんになると色々なことが冷静に受け止められていました。私の場合は全摘手術で全部取ります、脇のリンパ節も取ります、放射線が最後にあるので、同時再建はできませんという説明だったんですね。

私は胸の全体にできた癌だったので早く取って欲しいと思ったんです。体からもう早く自分の遠くに行かせようという思いが強かった。

全然悲しくない、何ともなかったですし。

でも乳がんなんだ、全摘なんだというと、ほとんどの人が私にかけてくれた言葉が”大丈夫”、今は再建があるから大丈夫だよ”って言うんですよね。

私はすごくこうポカンとしてしまったんですけど、そんなにおっぱいいるの?っていう風に思いまして。

外見的なものに例えば、お胸がなくなったイコール女じゃないとか全然悲しくなくなくて。外見的なものにあまり重みを置いてないんですね、正直なところ。

それよりも人生をどうやって胸がなくても楽しくいける、生きていけることは可能なので、そういう風に思いました。』

一方で髪が抜けたことがやっぱりショックだったというお話はありました。

抗がん剤治療による脱毛に対し、アンナさんは髪のない姿を公開して「抗がん剤は嫌だ」と思わせるのではなく、「素敵なウィッグがあるよ」と伝える道を選びました。現在使っているのは、10万円以下の自然な人毛のウィッグだそうです。

さらに、右胸を全摘し、リンパ節を切除したことで腕がむくむようになり、これまでの下着が着られなくなった経験から、片胸用の下着開発にも携わっています。自分に足りないものを世の中に広め、後に続く人たちのために足跡を残す。その使命感がアンナさんからは感じられます。

アンナさん『よく強いですよねっていう風に言われるんですけど、強くないんですよ、本当に。悲しい出来事とか、重い出来事を物語に変えてしまう性格なんですよね。これは意味があるんだぞっていう風に思うと心が折れないというか。

うちの場合、母の方がまるで病気みたいな感じにオロオロ泣いてましたね。でも何か生きがいというか、足りないものがいっぱいあったんですね、世の中には。

例えば下着であったりとかウィッグであったり、誰も言ってる人がいない、であれば私がやろうっていう風に思いました。

一瞬で生きがいになって、世の中に広めていって、この後に続く人たちのためにやはり何か足跡を残そうという気持ちが強かった。だからこういうことになってるのかなと思います。』

次回は、よかれと思っての「大丈夫」が一番のプレッシャーに。アンナさん新婚9か月の結婚と新たな目標に迫ります。

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配信元: SODANE