まだまだ肌寒い日は多いものの、だんだんと日差しが心地よくなってきました。公園遊びやランチ会など、ママ同士で集まる機会が増えるこの季節。子育ての悩みを共有し合えるママ友は心強い存在ですが、関係が近くなりすぎると、価値観の違いから思わぬトラブルに発展してしまうことも……。
そこで今回は、最近よく読まれた「ママ友とのお金にまつわるトラブル」体験談を2本ご紹介します。親切心につけ込もうとするママ友のありえない言動に、モヤモヤが爆発!? 限界を迎えたママが取った行動とは!?
ママ友にガソリン代を請求したら、SNSにブチギレ投稿「ありがとう!」投稿を見て思わず感謝したワケ
これは、私の友人Aが話してくれたことです。Aは、いつも行く子育て支援センターで、高校時代の同級生Bとばったり再会しました。子ども同士も同級生ということもあり、再び連絡を取り、定期的に会うようになりましたが、Aはいつの間にかBのタクシー代わりになってしまい……。
ある日、Aと2歳の娘が子育て支援センターで遊んでいると、「もしかしてA?」と声をかけられました。そこには、高校の卒業式ぶりに会うBがいたのです。「びっくりした! ここら辺に住んでるの?」とAが聞くと、どうやらBは最近近所に引っ越してきたのだそう。高校時代は単なるクラスメイトだったものの、子どもも同学年で同じ女の子ということで、そこから2人は定期的に会うようになったのです。
しかしAは、当初Bとの再会をうれしく思っていたものの、次第に図々しい態度にモヤモヤするようになりました。B宅には車はあるものの、B自身は免許を持っていないため、普段の移動手段は自転車かバス。そのためか、Bは当たり前のようにA宅から30分離れたBの自宅まで毎回送り迎えをさせていたのです。
仕方がないと最初はAも送迎を了承していたものの、「つけ方がわからないのよね」と言い、毎回Aに夫の車からAの車へのチャイルドシートの設置を任せ、「帰りに買い物に寄りたいの!」などと送迎どころかタクシーかのような扱われ方に、Aはモヤモヤ。ガソリン代も一度も出しませんでした。
ある日の車内で、しびれを切らしたAがそれとなく「最近、食品とか日用品、ガソリン代もほんと高くて嫌になるね」と話を振ります。しかし、Bは「ねー。いろいろ高くて無理」と、ただ同調するだけでした。能天気な返事に「やっぱり気づかないから直接言うしかない」とAは決心。
「言いにくいんだけど、毎回Bの家までの送迎となると、正直ガソリン代もばかにならなくて……。チャイルドシートのつけかえも大変だし、せめて3回に1回くらいでいいから、ガソリン代を負担してくれないかな」と伝えました。
すると、Bは不機嫌になり「本気で言ってる? 友だちにガソリン代請求するってせこくない? Aってそんな金欠なの?」と信じられない言葉を返したのです。Aはカチンときましたが「私はBのタクシーじゃないよ。普段バスに乗るときもお金払うよね? 今のままじゃ無賃乗車と同じだよ」と冷静に反論。
それに怒ったBは「気分悪い。もうここで降ろして。あ、でも、うちの子が使ってるチャイルドシートは私のなんだから、玄関まで届けてよね」と、子どもを連れ、ドアを強く閉めて車を降りました。Aはあきれつつも、言われたとおりチャイルドシートをB宅の玄関に届けたそうです。
数日後、フォローしていたBのSNSがAの目に留まりました。「ありえない友だちの話」として、「ガソリン代請求されたうえに、車から降ろされた」と、Aを批判する内容が書かれていたのです。ところが、コメント欄を見ると「非常識なのはBだよ」「送迎してもらってるならガソリン代は払うべき」とBに対する批判が並んでいたそう。それを見て、Aは「自分は間違っていなかった」と気持ちがスカッとして、反論してくれた人たちに「ありがとう!」と思ったと話していました。
後日、AはBから「今までごめん」とガソリン代と言って5千円を渡されたそうです。Aは「きっともっとかかってるけどね」と内心思いながら受けとったものの、Bの人間性が許せず「今後は送迎しない」ときっぱり宣言し、それから少し距離を置いているそうです。Aの話を聞き、人の厚意を当たり前に思ってはいけないし、私自身も「親しき中にも礼儀あり」という言葉を肝に銘じて人付き合いをしなければ、と考えさせられる出来事でした。
著者:山崎はる/30代・女性・ライター。6歳の男の子と2歳の女の子の元気いっぱいな兄妹を育てるママ。共働き夫婦だが、夫の激務でほぼワンオペ状態。家事と育児、仕事の疲れは、大好きなどら焼きを食べて癒している。
イラスト:yoichigo
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
続いては、ママ友とのランチ会で起こった金銭トラブル体験談です。「お財布を忘れた」と言うママ友のために、軽い気持ちでランチ代を立て替えたママ。すぐに返してくれるだろうと思っていたものの、一向にその気配はありません。
思い切って催促してみると、ママ友から返ってきたのは……! あきれ果てたママが下した決断とは!?
「お菓子あげたし…もういい?」ランチ代2000円を返さないママ友。請求すると開き直り!私の決断は

娘の幼稚園のママ友と3人でランチに行ったときのことです。ひとりのママ友が「財布を忘れちゃって……今日だけ立て替えてもらえる?」と言うので、深く考えずに私がまとめて支払いました。
金額は2,000円ほどで、すぐ返してくれるだろうと思っていました。しかし翌週になっても何も言われず、園で会っても普通に雑談だけ。こちらから言い出しにくく、数日モヤモヤしていました。このままではお金を返してもらえないかもしれないと思い、ある日、思い切って「この前のランチ代なんだけど……」とママ友に声をかけました。
するとママ友からは「あれ? そんなに高かったっけ? 今ちょっと手持ちがなくて……また今度でいい?」と曖昧な返事をされ、結局その日はお金を返してもらえませんでした。
その後も会うたびに話題をそらされ、最終的には「前にお菓子あげたし、もういいよね?」と言われてしまい、あきれてそれ以上言えませんでした。2,000円とはいえ、気持ちがとても疲れた出来事でした。
◇ ◇ ◇
この件以来、ママ友とのお金の貸し借りは絶対にしないと決めました。相手との関係が悪くなるくらいなら、最初から断る勇気を持つべきだと痛感しました。今では「ごめんね、うちは立て替えできないんだ」と最初に線引きをするようにしています。
著者:山本彩香/30代・女性・パート。結婚2年目の30代1児の母。息子と実母と夫と猫の4人暮らし。
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
相手の優しさや厚意に甘えすぎた図々しい振る舞いは、結果として大切な友人関係を壊してしまうことになりました。親しい間柄であっても、お金や労力に対する最低限の礼儀や感謝を忘れてしまえば、良好な関係を継続するのは難しいのかもしれませんね。
非常識な要求をされたとき、波風を立てないよう我慢するのではなく、自分自身を守るためにきっぱりと『線引き』をしたママたち。その勇気ある決断が、今後の平穏な生活を守ることに繋がったのではないでしょうか。他人の身勝手なペースに巻き込まれて疲弊しないよう、理不尽な要求に対しては、毅然とした態度で断る勇気を持っていたいですね。

