自分たちの実体験をもとにした創作漫画を投稿している二人組の漫画家、ネギマヨさん(@negimayo3)。今回、ウォーカープラスでは「“産めハラ”しといて自分は不倫!〜最低モラハラ夫からの脱出〜」と題し、モラハラ夫に追い詰められる妻の真奈美のリアルな闘いを臨場感たっぷりに紹介する。
夫は「自分が出世できないのは子どもがいないから」という理不尽な理由で妻を責め立てる勘違いモラハラ夫だ。この夫を断罪するまでの波乱万丈なストーリーが展開していく。
■毒親の連鎖と読者の願い



本作で初めて詳しく描かれた真奈美の実家は、典型的な亭主関白の家庭だった。真奈美の母親は父親に抑圧されており、真奈美自身もそれを見て育った。父親に嫌悪感を持ちながらも、それを表に出せないまま、結果として夫の智樹のような似たタイプの男性と結婚してしまった。作者のネギマヨさんは、母親の姿と将来の自分を重ねることで真奈美が目が覚めていく様子を見てほしいと語る。
ネギマヨさんはほかにも離婚にまつわる作品をSNSに投稿しており、読者から印象的だった反応として、「最後は離婚します」と宣言すると、皆さんがとても安心してくれることを挙げた。現実ではさまざまなしがらみで離婚できなかったり、夫を許してしまったりすることが多いのか、フィクションではスカッとしたいという気持ちが強いのかもしれない。ネギマヨさんは、本作はしっかり離婚し、真奈美は幸せになるので、夫・智樹の末路を含め、最後まで応援してほしいと締めくくった。
取材協力:ネギマヨ(@negimayo3)
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