
ドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」でも話題をさらった前原瑞樹が、人気のグルメバーガーを紹介する深夜の“背徳グルメ”番組「休日、激うまバーガーにかぶりつく」(BSテレ東)。3月6日に放送された第1回から、こだわりの詰まった背徳グルメを見せつけた。
■前原瑞樹が行く“こだわりのグルメハンバーガー”
JR池袋駅からやってきた前原。“ドラマ撮影の合間に美味しいものを楽しんでもらおう”という番組趣旨を聞いた前原は、満面の笑みで大きくお辞儀をする。「そんなご褒美のような番組が、誕生していいんでしょうか?」と喜ぶ顔は、キラキラ輝いていた。
前原が向かうのは、「味や具材の積み方にまでこだわった日本独自に進化したバーガー=グルメバーガー」を取り扱う店。本場アメリカともひと味違ったこだわりのハンバーガーとは、いったいどのような品なのか。
ちなみにスタッフから「役者さんって結構グルメなイメージがあるんですけど」と聞かれた前原は、ドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」で共演した竹内涼真のこだわりを告白。あれだけ多忙な身でありながら、竹内は美味しいものを食べるために日帰り旅行までこなすというのだ。その話を聞いた前原は、自身も俳優として進化するために「繊細な舌を持ちたい」と考えているとはにかんだ笑顔を見せる。
そんな話をしながらたどり着いた店は、シンプルな外装の「No.18」。小さな看板にも店名とハンバーガーの写真しか書いておらず、洗練されたデザインが印象的だ。
オーナーシェフの長谷川敬洋さんに迎えられ、丁寧に頭を下げる前原。気になっていたのか店名「No.18」の意味を尋ねると、「『おはこ』の十八番とか、肉にこだわっているので『2×9=18』とか」とユニークな由来を聞かせてくれる。食べる前から楽しくなる長谷川さんのトークに、早くも前原の笑顔が輝いていた。
■前原が「芸術ですよ…!」と驚いた「No.18」
東京都豊島区に居を構える「No.18」は2014年にオープンした、肉にこだわったハンバーガー店。ステーキやすき焼きに使われる肩ロースの部位「チャックアイロール」をアメリカから取り寄せ、熟成したうえで使用するという。
長谷川さんが調理前の真空パックされた状態の10kg肉を持ってくると、前原はその迫力に大興奮。「すっごいな…!」と大きな目をキラキラさせながら、いざメニューを確認していく。さまざまなメニューが並ぶなか、前原が注文したのは長谷川さんおすすめの「アボカドチーズバーガー」だ。
ステーキ用の肉を使っていることもあり、通常はミディアムからミディアムレアの中間ほどの焼き加減でパティを作っているという同店。そのうえで「苦手だったり、お好みは?」と希望も聞いてくれるのだが、前原は長谷川さんを信頼して「おまかせ」で調理をスタートしてもらう。「焼き加減とかは…自分で選べない、普通選ばないですよね。選択肢がないですよね!?」と、こだわりのハンバーガーに早くも期待が募っていく。
こんがり焼いたハンバーガーにとろけたチーズ。これだけでも十分美味しそうだが、同店はこれを客の前でさらにバーナーで炙る。ほんのり焦げ目がついたチーズに薄くスライスされたアボカドがたっぷり乗せられる調理風景に、前原は「芸術ですよ…!」と小さく拍手。食べる前から感動が押し寄せているようだ。
ポテトを添えて提供されたハンバーガーに圧倒されっぱなしの前原。皿から包み紙に乗せ直して、大きな口で「いただきます」とかぶりつく。期待を裏切らない味わいに、「めちゃくちゃ…美味しいです」と言葉を詰まらせる。
■計算され尽くした「グルメ」としてのハンバーガー
「肉がもう、ガツンときますね!」という前原の言葉に、長谷川さんもニヤリ。チャックアイロールはステーキにも使われる部位だが、スジや余分な脂も多い部位でもある。しかし長谷川さんは「お肉ってスジが多いところの方が(赤身の)味が濃い」と肉の味を優先。毎朝すべてのスジや脂を手作業で取り切り、つなぎなしの牛100%パティを提供しているという。
時間も労力もかけて生み出されたハンバーガーを前に、「はぁ~…そりゃ美味しいわって思っちゃう」とため息をもらす前原。さらに脂を丁寧に取り除いた肉とマッチさせる野菜にも抜かりはない。
厚めにカットしたトマトでコクと水分を足し、薄くスライスしたアボカドで油分がなじむようにコントロール。野菜と一緒に食べるか、肉の旨みをストレートに楽しむか…端と中心で味わいが変わるというのも、こだわり抜かれたメニューならではだろう。
具材の順番…“ビルド”にもしっかり理論がある同店。たとえば肉の味を感じて欲しいから、肉は最下段にセットする。そして油分を馴染ませるためにアボカドを肉の上に置き、水分を補うトマト、そして最上段のレタスで香りを補助。
ファストフードの代名詞であるハンバーガーだが、計算され尽くしたグルメとして提供される一皿の完成度は「ジャンクフード」としてのハンバーガーとは一線を画す。
さらに御徒町では「新感覚の甘じょっぱいハンバーガー」との出会いも。今回紹介した3月6日に放送した「休日、激うまバーガーにかぶりつく」第一回は「TVer」や「ネットもテレ東」などでも見逃し配信中。3月13日(金)深夜0時36分の放送では半分に切って焼くカリカリ食感とガツンと来る肉の旨味の絶品バーガー、そしてクラフトビールがウリの店を紹介する。

