ナツミさんは、4歳の娘・イチカちゃんを育てています。お隣に住むママ友・レナさんとは、子どもが同い年ということもあり親しい間柄でした。
しかしある日、レナさんから「いつも私たち親子と仲良くしてくれてありがとう! どうかお元気で」と言われ、その言葉を最後に家から去ってしまいました。
レナさん夫婦が離婚し、間を空けず入れ替わるようにして隣家には再婚相手・ユリアさんが現れました。
ナツミさんは、ユリアさんから強引にお茶に誘われ仕方なく応じますが、ほぼ初対面にもかかわらず、ユリアさんから延々と自分語りを聞かされ、うんざり。さらに、略奪婚したことを少しも悪びれないユリアさんの態度に嫌悪感を抱きます。
その夜、夫・カズキさんにユリアさんの愚痴をこぼして憂さを晴らすナツミさん。
カズキさんは、「ご近所中に略奪婚ってバレてる以上、あの夫婦はこれからが大変だよ」と隣人夫婦の行く末を案じるのでした。
そんなある日、娘がレナさんの息子・ハル君と遊びたいと言い出して……。
元隣人に連絡すべきか迷う妻














「イチカ、ハル君と遊びたい!」
イチカちゃんから、レナさんの息子と遊びたいとせがまれ、言葉に詰まってしまうナツミさん。レナさん夫婦が離婚する前、イチカちゃんとハル君は、よく2人で遊んでいたのです。
半年前、レナさんに「うちのハルって変だと思う?」と、問われていたナツミさん。
レナさんは、ハル君があまり話さないことを気にしていたよう。
ナツミさんは、そのときのレナさんの表情が気になりはじめ、連絡しようと考えますが「元隣人のママ友」という立場上、どこまで踏み込んで良いものか、どういう言葉で連絡すべきか迷ってしまうのでした。
▼相手の状況を思いやる気持ちがあっても、どこまで踏み込んでよいのか迷う場面は少なくありません。特に関係性が変わった相手であればなおさら、言葉や距離感には慎重になりますよね。
それでも、相手を気にかけるやさしさや「何か力になれたら」という思いは、人と人とのつながりを保つ大切な気持ちです。無理に踏み込む必要はなくても、相手の立場や心情を想像しながら寄り添おうとする姿勢を忘れずにいたいものですね。
次の話を読む → 著者:マンガ家・イラストレーター キナコモチかあさん

