「献血の血液検査」で何がわかるかご存知ですか?通知される項目と注意点を解説!

「献血の血液検査」で何がわかるかご存知ですか?通知される項目と注意点を解説!

「献血の血液検査」についてよくある質問

ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「献血の血液検査」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

献血をするときの血液検査はどのくらいで結果がわかりますか?

木村 香菜 医師

献血後の検査結果は、通知方法によって確認できる時期が異なります。献血Web会員サービス「ラブラッド」に登録している方は、通常、献血後2~5日程度でWeb上から検査成績を確認できます。一方、ラブラッド非会員で、受付時に郵送での通知を希望した場合は、献血後1~2週間ほどで親展郵便にて結果が届きます。なお、これらの数値は健康管理の参考情報として提供されるものであり、診断を目的としたものではありません。異常が疑われる場合は、医療機関での再検査を受けることが大切です。

血液検査をした結果、献血ができないのはどんな人ですか?

木村 香菜 医師

事前検査でヘモグロビン値が基準未満の場合や、血圧が高すぎる・低すぎる場合は献血できません。また、問診で感染症のリスクがあると判断された場合や、一定期間内の手術・輸血歴などがある場合も対象外となります。これは献血者と輸血を受ける患者さん双方の安全を守るための措置です。

献血の血液検査結果では梅毒やエイズかどうかも教えてもらえますか?

木村 香菜 医師

献血では梅毒、B型肝炎、C型肝炎、HIV、HTLV-1などの感染症に関するスクリーニング検査が実施されます。ただし、すべての結果が通常通知されるわけではありません。異常が疑われる場合に限り通知されます。感染症の確認を目的とした献血は認められていないため、検査が必要な場合は医療機関を受診しましょう。

献血で自分の血液型を知ることはできますか?

木村 香菜 医師

初回献血時にはABO式血液型およびRh式血液型が確認されます。過去に献血歴がある場合は登録情報と照合されます。ただし、血液型の確認のみを目的とした献血は制度の趣旨に沿いません。血液型を調べたい場合は医療機関で検査を受けることも可能です。

まとめ 献血の血液検査は健康の参考情報!

献血時の血液検査では、血球数や肝機能、コレステロールなどの数値が確認できます。ただし目的は輸血の安全確保です。健康管理の参考にはなりますが、異常があれば医療機関での受診が必要です。献血は命をつなぐ医療支援活動であることを理解し、適切に活用しましょう。

「献血の血液検査」に関連する病気

「献血の血液検査」から医師が考えられる病気は21個ほどあります。
各病気の詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

循環器系

動脈硬化

内分泌・代謝系

糖尿病脂質異常症

高尿酸血症


血液系

鉄欠乏性貧血再生不良性貧血多血症白血病

消化器系

脂肪肝アルコール性肝障害ウイルス性肝炎肝硬変

感染症

梅毒B型肝炎C型肝炎

HIV感染症


婦人科の病気

子宮筋腫子宮内膜症

過多月経

一言:献血の血液検査は診断を確定するものではありませんが、数値の異常はこれらの疾患の早期発見につながる可能性があります。異常を指摘された場合は、自己判断せず医療機関での精査を受けることが重要です。

「献血の血液検査」に関連する症状

「献血の血液検査」から医師が考えられる症状は10個ほどあります。
各症状の詳細についてはリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

関連する症状

立ち眩みがする

動悸がする疲れやすい

息切れがする

顔色が悪い

手足のしびれ

黄疸

むくみがある

体重が急に減った

発熱が続く

一言:血液検査の異常は、こうした症状の背景にある体内の変化を示している場合があります。症状が続く、または数値の異常を指摘された場合は、早めに医療機関を受診することが大切です。

参考文献

vol.6「検査結果」|赤十字NEWSオンライン版

献血基準|日本赤十字社

検査サービス-日本赤十字社 東京都赤十字血液センター

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配信元: Medical DOC

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