つじつまが合わない…ママ友の常識はずれな姿
彼女はテーブルを叩き、パンケーキが僅かに跳ねる。感情のコントロールを失っているようだった。彼女がここまで感情的になるところを見た事はなかった。
「佐藤さん落ち着いて。佐藤さんが犯人じゃないのに、なぜそんなに怒るの?」
私が尋ねると、佐藤さんは深く息をしたあとに、一気にぶつぶつと話し始めた。
「はあ…私のこと何も知らないくせに。私って本当に我慢してばかり。家族も友達も本当に心許せる相手なんかできやしない。それなのに、途中からコミュニティーに入ってきたあなたがどうして、そんなに簡単に輪の中でニコニコするのよ。そんなに簡単じゃないのに…」
彼女の口から、田中さんから聞いた通りの、孤立した現状への不満があふれ出した。
「ねえ佐藤さん、それとこれとは別だよね?私のこと、貶める理由にはならないよ」
私は毅然として言い放った。自分の人生に不満があるからといって、相手を傷つけていいわけはない。佐藤さんは顔を真っ赤にして、急に立ち上がった。
「もういい、あなたに理解してほしいなんて最初から思ってなかったの。この話をまたみんなに噂して私をのけ者にするんでしょうね。何とでもすればいいわ。じゃあね」
どうやら詩織は、幸せそうなゆきを妬んでいたようです。ですが、だからと言って、嫌がらせや中傷をしていい理由にはなりませんよね。ゆきは、最後まで毅然とした態度を崩しませんでした。
このあと、詩織から謝罪の言葉はなく、連絡は一切こなくなったそう。また、クチコミはひっそりと削除されていました。
「幸せそうだから」という理由だけで、他人を貶める人もいるのですね…。ゆきは、今回のできごとを「人生の勉強だった」と、振り返っています。
※このお話はママリに寄せられた体験談をもとに、個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています。
記事作成: ももこ
(配信元: ママリ)

