大地震でも生き残った絵画

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彼女の死後、この絵画を購入したのはフランス生まれの収集家Ernest Haquetteでした。そして彼の豪華な画廊に展示されていたのです。ところが1906年、サンフランシスコ大地震によって画廊は破壊されてしまいました。この地震では市内の建物80%が壊れ、当時49歳だったカールも被災して亡くなってしまいました。
しかし瓦礫の中で、「妻の恋人たち」は生き残ったのです。
1940年代になってこの絵画はふたたび名声を博しました。のちの所有者らが全米でこの絵を巡回展示し、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでも公開したためです。1949年にはCat Magazine誌が「世界最高の猫の絵に違いない」と評価しています。
この絵画は北カリフォルニアに戻り、オークションを経てコレクターの夫妻に購入されました。2016年にはオレゴン州のポートランド美術館でも一般公開されています。
猫好きやアート愛好家たちは、このすばらしい絵画が再度公開されることを願っていますが、残念ながら、今のところその予定はないようです。
出典:The Eccentric Story Behind History’s Most Fabulous Cat Painting

