「ばけばけ」高石あかりから「風、薫る」見上愛&上坂樹里へ…“朝ドラ”ヒロインがバトンタッチ

「ばけばけ」高石あかりから「風、薫る」見上愛&上坂樹里へ…“朝ドラ”ヒロインがバトンタッチ

“朝ドラ”バトンタッチセレモニーより
“朝ドラ”バトンタッチセレモニーより / ※提供写真

3月27日(金)に最終回を迎える連続テレビ小説「ばけばけ」(NHK総合ほか)から、3月30日(月)にスタートする連続テレビ小説「風、薫る」(NHK総合ほか)へのバトンタッチセレモニーが3月13日に東京・渋谷のNHK放送センターにて実施された。

セレモニーには、「ばけばけ」主演の高石あかりと、「風、薫る」でW主演を務める見上愛、上坂樹里が登場。ゲストとして「ばけばけ」でトキの夫・ヘブンを演じたトミー・バストウも駆け付け、バトンパスやプレゼント交換が行われた。

■高石あかり&見上愛&上坂樹里が「ばけばけ」「風、薫る」への思いを語る

まず、「ばけばけ」で主人公・松野トキを演じてきた高石が、撮影を振り返り「たくさんの方に携わっていただいて、“こんなにも愛されている作品ってあるんだろうか”と思うほど、全員が全力でこだわりをもって作った作品だったので、そんな作品に携われてよかったと思いますし、最後まで見ている人たちにそれが届けばいいなと思います」と感謝を口にした。

続いて、3月30日(月)に放送開始を控える「風、薫る」の一ノ瀬りん役・見上は、「撮影はすごく楽しくて、最初の会見の時に“いい現場をつくりたいです”と話したのをスタッフやキャストの方々みんなでかなえようとしてくれています。いい作品を作ろうという思いもそうですし、現場が心穏やかでいられる場所であるように全員が努めてくれているので、そういう作品がもうちょっとで皆さまのもとへ届くと思うと楽しみですし、ちょっと緊張もしています」と思いを明かした。

さらに大家直美役の上坂も、「毎日キャストの皆さんや温かいスタッフさんの優しさに包まれながら撮影しているのですが、約半年たって、いよいよ放送が近づいてくるということと、今日このバトンタッチ式を迎えたんだということが一気に実感として湧いてきて、本当に夢のような時間だなと思います」と、放送に向けた喜びを語った。

■高石あかりからの温かいエール

セレモニーでは、高石、見上、上坂それぞれが互いに質問やエールを送り合う一幕もあった。高石は、見上が語った現場の雰囲気に触れ、「私はこの1年間それだけに支えられていたので、きっとすてきな作品になるんだろうなと。楽しみにしています」と、温かいエールを送った。見上から“撮影中の、ずっと忘れないだろうなと思う瞬間やエピソード”を問われると、高石は「ヘブン役のトミーさんと色んなシーンを撮る中で、トキとしてヘブンとして生きているからこそ、見せようとしない勝手に出てくるお芝居がどんどん出てきて。より深いものが撮れていると思う」と、終盤の見どころを明かした。

また、上坂から“長期間の撮影にあたって大事にしていたこと”を尋ねられると、高石は「私は1人の時間を大切にしていて、現場でも私のスペースみたいな所を少しだけ取り入れてくださって、それだけでも全然違いました」と、自分を保つ秘訣を回答。「“役”と“自分”のいい意味で線を引くということがちょうどよかったなと思いました」と、自らの経験を語った。
“朝ドラ”バトンタッチセレモニーより
“朝ドラ”バトンタッチセレモニーより / ※提供写真


■ドラマゆかりの品で心温まるプレゼント交換

セレモニーでは、作品の舞台地にちなんだプレゼントの交換も行われた。

高石から見上と上坂に贈られたのは、「島根県松江市の牡丹で染めたスカーフと機織りのスカーフ、出雲民藝紙で作った団扇」。団扇には二人のイメージカラーでそれぞれの名前が記されており、受け取った見上は「直美ちゃんが頑張らないといけない時は、このうちわで応援しようと思います」、上坂は「直美っていう名前が入っていて本当にうれしいです。大事に使います」と笑顔を見せた。

一方、見上と上坂から高石には、「黒羽藍染と大関組紐の巾着と横浜スカーフ」が贈られた。チャームには両作品のタイトルが刻印されており、高石は「まさか『ばけばけ』と『風、薫る』がひとつになったものをいただけるなんて思っていなかったので、すごくうれしいです。どちらの番組も時代背景が明治と近いので、それを感じられるスカーフもうれしいです」と感激した様子だった。

■重みを感じるバトンパス「次につなげられるように」

最後に行われたバトンパスでは、高石から見上、上坂の二人へバトンが手渡された。高石は「胸がいっぱいです。バトンを(「あんぱん」の)今田(美桜)さんからいただいた時のことを思い出して、だからこそいま重みがすごくて。渡す経験をいただけてうれしいです」と感無量の表情。

バトンを受け取った見上は「私たちは1人に対して2人で受け取っているので、物理的には重さは軽いはずなんですけど、すごく重いものを受け取った気持ちになりましたし、放送が始まるんだという実感がわいてきました。『ばけばけ』と『風、薫る』は時代がとても似ていて、おトキちゃんたちが生きていた時代のどこか違うところでりんと直美が生きていて、看護の道をひらいていったんだなと感じます。『ばけばけ』のファンの方も『ばけばけ』に思いをはせたまま『風、薫る』を見ていただけるんじゃないかなと思います。バトンを受け取って、私たちもしっかり次につなげられるように頑張りたいと思いました」と決意を新たにし、上坂も「バトンをついに受け取る日が来たということと、いま見上さんと一緒に『ばけばけ』から『風、薫る』にバトンを受けとることができてとてもうれしいです。歴代の皆さまから受け継がれてきたこのバトンの重みを肌で感じました。このあと放送も始まりますし撮影も続きますけど、この重みを忘れずに私も最後まで駆け抜けて、次につなげられるようにしっかりと頑張りたいと思います」と意気込みを語った。

※高石あかりの高は正しくは「はしご高」
“朝ドラ”バトンタッチセレモニーより
“朝ドラ”バトンタッチセレモニーより / ※提供写真

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