のど飴の効果はご存じですか?メディカルドック監修管理栄養士が栄養素・健康効果・保存方法について解説します。

監修管理栄養士:
中島 三容子(管理栄養士)
一般企業で約20年自動車部品の設計補助業務に従事したのち、栄養士の世界へ。2022年に管理栄養士資格取得後は、国家試験対策教材の制作サポートや食育コーディネートに携わる。また、持続血糖測定の管理事務および保健指導を行い、ひとりひとりの「なんとなくわかっちゃいるけど」に寄り添いアプローチする。
のど飴とは?

のど飴には法律上の明確な定義はなく、喉の乾燥や痛み、不快感などを和らげる目的で用いられる飴類の総称です。製品の性質によって「医薬品」「医薬部外品」「食品」の3つに分類され、それぞれ期待できる作用や表示内容、販売方法が異なります。
「医薬品」に分類されるのど飴は、咳・痰・のどの痛みなどの症状の改善を目的とし、有効成分の効果・効能が国により承認されています。製造販売には国の承認が必要で、販売も薬剤師や登録販売者のいる許可を受けた店舗やオンライン販売事業者などで行われます。パッケージには「指定第2類医薬品」「第2類医薬品」「第3類医薬品」などの区分が表示されています。
「医薬部外品」に分類されるのど飴は、主に予防や衛生を目的とした製品で、有効成分により喉の不快感の軽減や軽い炎症の緩和などが期待できます。製造販売には国の承認が必要ですが、一般用医薬品とは異なり、薬剤師や登録販売者による対面販売が義務づけられているわけではないため、薬局やドラッグストアに加えて、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどでも取り扱われています。パッケージには「指定医薬部外品」または「医薬部外品」と表示されています。
一方、「食品」に分類されるのど飴は菓子類(キャンディ)に該当します。主な目的は喉の保湿や気分転換、リフレッシュであり、「医薬品」や「医薬部外品」のような治療・予防を目的とした効能効果は認められていません。そのため、一般の菓子と同様に幅広い店舗で購入できます。
分類 主な目的 主な販売場所
医薬品 症状の改善(咳、痰、激しい痛みなど) 薬局、ドラッグストア等
医薬部外品 予防、衛生、不快感の軽減 ドラッグストア、コンビニ等
食品 喉の保湿、リフレッシュ スーパー、コンビニ等
のど飴の一日の摂取量

「医薬品」「医薬部外品」ののど飴において、それぞれのパッケージに記載されている用法・用量を守ることは、目的とする効果・効能を発揮し、副作用のリスクを回避するうえで、非常に重要です。
「食品」ののど飴について、一日の摂取量の明確な基準はありません。ただし、飴の主な原材料は砂糖や水あめであるため、過剰摂取はむし歯や肥満のリスクを伴います。

