ミキさんは夫・吾郎さんと、幼稚園に通う息子・翼君との3人家族。ミキさんは家事も育児もひとりで担っているのに、夫・吾郎さんは手伝うどころか、ミキさんのパート収入を見下しています。そんな中、ミキさんがパート収入を増やしたら家事を手伝うと吾郎さんは言い出します。
金銭的な不安からシフトを増やしたミキさん。吾郎さんも約束通り家事を手伝うことになります。しかし、吾郎さんはゴミ捨て担当にも関わらず、連日、玄関にゴミ袋を残したまま出勤……。言い訳ばかりの吾郎さんにミキさんの不満は募るばかりです。そして 帰宅後、ミキさんが怒っているのを察知した吾郎さんは、軽く謝罪をしますが、頼まれた家事は仕事で疲れたことを理由にやろうとしません。吾郎さんの態度にミキさんは失望。暗い顔をしていると同僚があるアドバイスをしてくれます。
何も知らない吾郎さんが帰宅すると、ミキさんはすでに寝ていて、机の上には食事と置き手紙が置かれていました。
夫のひねくれた受け取り方…













置き手紙を読んだ吾郎さんは、「ゴミ捨てを忘れたことへの陰湿な仕返しだ」と腹を立てます。
さらに、「食べたら洗って」と書かれているのを見て不機嫌に。
ミキさんが用意してくれた食事には手を付けず、代わりにカップラーメンを食べてしまいます。
そして、「自分で食ったものは自分で片づけるっと」と言いながら、カップラーメンの汁をシンクにそのまま流してしまうのでした。
今回印象的だったのは、吾郎さんが家事を「自分の役割」ではなく、「やらされていること」と受け取ってしまっている点でした。
そのため、ミキさんの置き手紙も「お願い」ではなく、「仕返し」と感じてしまったのかもしれません。
片づけはたしかに手間かもしれませんが、料理を作るのにも時間と労力がかかります。
せっかく用意された食事をそのまま残してしまうのは、作った側の気持ちを思うと切ないものです。
家事や育児は、どちらかが“手伝う”ものではなく、家族で支え合うもの。
相手の負担や気持ちを想像しながら、日々の小さな役割も自分ごととして向き合いたいですね。
次の話を読む → 著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ

