1.甘えたい感情
リビングでくつろいでいるときや、何かの作業に没頭しているとき、「にゃーん」と高めの声で長く鳴く場合は、甘えたい気持ちのサインです。
近くにすり寄ってきたり、足元にまとわりついたり、前足でちょんと触れたりする仕草もよく見られます。
これは「撫でてほしい」「遊んでほしい」という気持ちのあらわれ。短時間でも目を合わせて声を返したり、軽く撫でたりすると、安心して鳴きやむことが多いでしょう。
そして気持ちが満たされると、猫は何事もなかったかのように自分の世界へ戻り、静かにくつろぎはじめるものです。人間から見たら「勝手だな」と思うかもしれませんが、それが猫らしさ。そっとしておくのがベストです。
2.要求を訴えている(ごはん・トイレ・ドア)
キッチンやごはん皿の近く、トイレの周辺、あるいは閉まっているドアの前などで、一定のリズムで「にゃー、にゃー」と繰り返し鳴く場合は、何かをしてほしいという要求のサインです。
見分け方のヒントは鳴いている場所です。一定の場所を鳴きながら行き来したり、飼い主さんの顔を見てから目的の場所へ歩いていったりする仕草をしていたら、「気づいて」「ここを見て」というはっきりとした意図があるといえるでしょう。
また鳴き声の感じも、「にゃーん」という猫なで声よりも、少し真剣な響きに感じることもあるでしょう。
この鳴き方をしているときは、フードやお水が足りているか、トイレは汚れていないか、出入りしたい場所はないかなど、環境をひと通り確認してみてください。
ただし毎回すぐに応じていると、猫は「鳴けば要求が通る」と学習することもあります。必要な要求かどうかを見極めながら、落ち着いて対応することが大切です。

