結婚式を挙げる娘のため、母が“自己流”でドレスを作ったら……「泣いてしまいました」 驚きの完成品に「すっっっっっごく素敵」

結婚式を挙げる娘のため、母が“自己流”でドレスを作ったら……「泣いてしまいました」 驚きの完成品に「すっっっっっごく素敵」

ティアードスカートは勘を頼りに自己流で制作

 次にスカートを制作しますが、一度本の通りに作ったら、ハサミで大胆に4つにカット。ここから、娘さんから送られてきた好みのドレス画像を何度も見ながら、自己流でティアードスカートを制作します。これまでの経験と勘を頼りに作ったため、イメージ通りにいくかドキドキだったといいます。

 イメージ画像にあったふんわりとかわいいギャザーですが、この部分の作業がかなり大変だった様子。最初は粗ミシンでギャザーを寄せようとしますが、距離が長すぎて断念。やむを得ず手作業で生地を等分しながら仮止めするという、気が遠くなるような作業でギャザーを作っています。

 また、サテン生地は滑ることもあって縫いづらかったことも伝えています。それでも、大切な娘さんの結婚式のためにドレスを手作りするという機会を、猪俣さんは「たいへんだったけど幸せな制作時間でした」と振り返るのでした。

 その後はビスチェとスカートを縫い合わせ、ホックなどのパーツを手縫いで取り付けたら、次はショルダーケープ作りです。ギャザーと同じ生地を使い、こちらは夢中になって1日で仕上げたといいます。トルソーに着せてみると、一気に形になりました。

仕上げ

 裾の処理は、ロックミシンで仕上げる巻ロックにするか迷いつつ、三つ巻押さえで仕上げることに。結果的に糸の節約になり、きれいに仕上がったといいます。

 制作開始から1カ月がたったころ、花嫁に着てもらい、歩きやすいように着丈を合わせる調整も行いました。ついに総仕上げです。

 娘さんの希望に合わせて、ここでレースのないビスチェ(3つ目)を作りました。身丈の調整も慎重に行い、最終的に8センチほど短くなったとのこと。ちなみに、レースありのビスチェを使ったドレスも記念として映像に残しています。

配信元: ねとらぼ

提供元

プロフィール画像

ねとらぼ

「ねとらぼ」は、ネット上の旬な情報を国内外からジャンルを問わず幅広く紹介するメディアです。インターネットでの情報収集・発信を積極的に行うユーザー向けに、ネットユーザーの間で盛り上がっている話題や出来事、新製品・サービスのほか、これから興味関心を集めそうなテーマや人物の情報などを取り上げ、ネットユーザーの視点でさまざまなジャンルのトレンドを追います。