義母から耳打ちされた“あり得ない内容”とは
ある日、雄大さんのお母さんが旅行のお土産を持って2人の部屋を訪ねてきた時のこと。雄大さんがトイレに立った隙に、未来さんに耳打ちするように言ったそうです。
「このバッグ、雄大がホワイトデーにくれたの。あなたはまだサブレだってね。まだ小学生のプレゼント交換レベルね」鼻で笑うようなその態度に「この人には警戒しないといけない」と本能的に感じたそう。
この出来事をきっかけに、未来さんは雄大さんが「無意識のうちに、呼吸をするように、母親を最優先している」ことに次々と気づいていきました。
「このまま雄大のお母さんの本性を知らないまま結婚したりせず、本当によかったと思いました」
そして考え抜いた末に「同棲を解消しましょう」と雄大さんに告げたそう。
「雄大は自分の何が悪かったのか全く分かっていない様子で、私のわがままな心変わりだと受け止めたようでしたね」
その後、未来さんは無事に引っ越しを済ませ、今では気楽な一人暮らしを満喫しています。
「もう雄大に対しては、お母さんと好きにプレゼント交換して喜んでいろよって感じです。私は自立した素敵な男性を見つけたいと真剣に思い、マッチングアプリに登録したり、友人たちに『良い男性がいたら紹介してくれない?』と言って回ったりしています」と微笑む未来さんなのでした。
<文・イラスト/鈴木詩子>
【鈴木詩子】
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop

