脳卒中になりやすい人の特徴
塩分を摂りすぎている人
日本人は世界的にも塩分摂取量が多い国民です。男性7.5g未満、女性6.5g未満(高血圧の人は6g未満)という目標を超えて摂取している人が多く見られます。
味の濃い料理、漬物、汁物を好む人は、血液中のナトリウム濃度が高くなり、それを薄めるために血液量が増えて血圧が上昇します。これが脳卒中の引き金になります。
多量飲酒の習慣がある人
アルコールは、かつて「適量なら良い」と言われましたが、最新のガイドラインでは「少量の飲酒でも脳梗塞や高血圧のリスクは上がる」とされています。
毎日晩酌をする、休肝日がないといった習慣は危険です。アルコールは血圧を上げるだけでなく、不整脈を誘発する原因にもなります。
閉経後の女性
女性は更年期まで女性ホルモン(エストロゲン)によって血管が守られていますが、閉経後はその守りがなくなり、動脈硬化のリスクが急上昇します。
甘い清涼飲料水を日常的に飲む女性は、脳梗塞のリスクが高いことがわかっています。また、筋肉量が少なくタンパク質不足になりがちな高齢女性は血管がもろくなりやすいため注意が必要です。
「脳卒中の予防と食べ物」についてよくある質問
ここまで脳卒中の予防と食べ物などを紹介しました。ここでは「脳卒中の予防と食べ物」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。
血管の流れを良くする食べ物について教えてください。
村上 友太(むらかみ ゆうた)医師
血管の流れを良くするためには、血管の炎症を抑え、血液が固まるのを防ぐ食品を摂ることが大切です。
まずは「青魚」です。サバやイワシに含まれるEPAやDHAは、血小板が固まるのを防ぎ、血液をサラサラにする効果が高いことが証明されています。
次に「抗酸化物質を含む食品」です。緑茶のカテキンや野菜・果物のビタミン類は、血管が酸化して硬くなるのを防ぎます。
そして忘れてはいけないのが「水分」です。どんなに良い成分を摂っても、脱水状態では血液はドロドロになります。こまめな水分補給(お水やお茶)を心がけてください。
逆に、甘いジュースや過度なアルコールは血液の粘度を高めてしまうので避けましょう。

