
伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)と松本穂香がW主演を務める日10ドラマ「50分間の恋人」(毎週日曜夜10:15-11:09、テレビ朝日系/TVerにて配信)の第7話が3月8日に放送。恭平(高橋光臣)が志麻(木村多江)と本音で向き合おうと奮闘する姿に加え、クセツヨ元夫婦の絆を感じさせる場面が描かれた。(以下、ネタバレを含みます)
■「50分間の恋人」とは
同作は、伊野尾演じる“AIだけが親友の変わり者イケメン”の甘海晴流と、松本演じる“仕事に夢中な堅実女子”の辛島菜帆が繰り広げるズレきゅんラブコメディー。
ゲーム会社「ダブルスターズ」に勤めるキャラクターデザイナー・菜帆が、ゲーム会社「パイレーツ」の天才ゲームクリエーター・晴流にコーヒーをぶちまけ、30万円もするヴィンテージTシャツを汚してしまったことから、“弁償金の代わりに弁当を30回作る”という弁当契約を結ぶことに。
菜帆は晴流のずれた言動に振り回されつつも、彼の優しさや真っすぐさに次第に引かれていくが、互いがライバル会社に勤めていることが発覚。スムーズにはいかない二人の恋模様が描かれる。
W主演の二人の他、菜帆の頼れる上司で優秀なキャラデザイナー・渋谷裕太役で味方良介、菜帆の弟で大学生の辛島航役で黒田光輝、晴流が務めるパイレーツの専務・米田大祐役でおいでやす小田、社長秘書で晴流に片思い中の塩見麗美役を秋元真夏、晴流のAIアシスタント・バディーの声を本多力、パイレーツの社長・栗原恭平役で高橋、菜帆が働くダブルスターズの社長で、強烈な個性を持つカリスマ経営者・杏野志麻役で木村、晴流の母・涼子役で櫻井淳子、サミット社の社長・桃田役で袴田吉彦が出演する。
■志麻は恭平の提案を断ってしまい…
紆余曲折を乗り越え正式に付き合うことになった晴流と菜帆。秘密の関係から一転、一緒に買い物に出かけたり料理を作ったりしながら、幸せな時間を過ごす。
一方、ダブルスターズ社は海外企業から敵対的買収を仕掛けられ存続の危機に直面。社長の志麻は、頼りにしていたサミット社・桃田社長からも支援を断られ、苦境に立たされる。
このまま敵対的買収が成立すれば、菜帆の新プロジェクトは白紙に戻ってしまうかもしれない。そんな窮状を知った晴流は、「辛島殿を守る」との約束を行動に移し、恭平にパイレーツ社とダブルスターズ社の合併を提言。敵対的買収を阻止するホワイトナイトになるよう掛け合う。
実は、晴流の提言を受けるまでもなく、恭平はダブルスターズ社を救う道を模索していた。今はいがみ合っていても、恭平にとってダブルスターズ社は、かつて妻だった志麻とともに立ち上げた大切な会社だ。しかし、強情な志麻は元夫の情けなど受けないと恭平の申し出を突っぱね、両社が手を結ぶ案はついえてしまうのだった。
■恭平は志麻が大切な人だと気付く、元夫婦の強い絆が描かれる場面も
ある日、晴流は「辛島殿、ちょっと協力してもらいたいことがあるんだけど」と、菜帆を誘ってある作戦を実行する。それは志麻と恭平に二人だけで話をさせることだった。
そのあと、晴流は恭平をバーに誘い出し、そこに志麻がやってくると「杏野社長に恭平さんの覚悟、打ち明けてください」話し、菜帆も「お願いします」と懇願。その思いに負けて、志麻と恭平は落ち着いて話をすることに。
「パイレーツはダブルスターズのホワイトナイトになることに決めた」と言う恭平に、志麻は「私はあなたの会社と合併するつもりはありません」と再び断るが、恭平は「ほかにダブスタの社員を守る方法はない。条件はなんだ?社長にとどまりたい?社員の雇用を維持したい?今あるプロジェクトを継続したい?俺に辞めてもらいたい?志麻が望むなら全部受け入れるよ」と、自身の覚悟を伝えた。
さらに恭平は、10年前、志麻が会社を去った際に、米田に渡したという手紙を取り出した。その手紙は、米田が最近になって恭平に見せたもので、「大祐(米田)くんには恭平のそばにいてやって欲しいの。ゲーム大好きな子どもが、そのまま大人になってしまったような人だから。冷静にビジネス面をサポートしてくれる人が必要です。大祐くんはずっと恭平の絶対的な味方でいてあげてください」と、恭平を心配し、大切に思う志麻の気持ちが書かれていた。
米田は、「手紙のことは恭平には秘密にしてね」という志麻の言葉を尊重して今まで隠していたが、敵対的買収で危機に陥った志麻を救うために恭平に見せたのだ。「大祐に教えてもらうまで、世界で一番大切な人の深い深い愛情に気付かず、のうのうと生きてたなんてアンポンタンにもほどがある」と話す恭平に、志麻は「提案は持ち帰って検討します」と告げて去っていくのだった。
これまで喧嘩ばかりで、周りがドン引きするほどの罵り合いを続けてきた二人だが、本当は深い愛情と絆で繋がっていたことが第7話で明かされた。
このあと、志麻も恭平と本音で向き合おうとするが、その瞬間、恭平の携帯にパイレーツ社が敵対的買収を仕掛けられたという連絡が入ってしまい、志麻は「あんたは昔から詰めが甘いのよ」と言って帰ってしまった。
次回はついに最終回。晴流と菜帆の恋の結末も気になるが、パイレーツ社とダブルスターズ社の存続の行方、そして志麻と恭平のクセツヨ元夫婦がどんな答えを出すのか楽しみだ。
◆文=奥村百恵

