ひとりの時は気が緩みがちな食事マナー
食事前のあいさつやお椀の持ち方、箸の持ち方など、食事マナーを子どもに注意するのが大変という人も多いのではないでしょうか。同席している人が不快な思いをしないよう、また将来子どもが恥をかかないよう、マナーを守ることは大切です。しかし、“ひとりの時”の食事のマナーはどうでしょう? 立て肘、スマホいじり、アイスのフタ裏舐めなど…… SNSでは、ひとりの時の食事マナーが話題になっていました。
ひとりの時はどうやらマナーがゆるくなるようで、実際にネット上でも目立つのが、スマホを見ながら食事をするという声。「子どもには食事中のスマホを禁止してるけど、自分だけの時はついつい見ちゃう」「誰も見てないんだしスマホ触るくらい良いよね」と、食事中でもスマホが手放せないようです。
また、調理後に皿や器に料理を移さず食べる人も意外に多くいます。「洗い物を少しでも減らすために、ラーメンを作ったら鍋から直食べ」との声や、「キッチンで立ったままフライパンから食べてる」というコメントも。なかには「キッチンの引き出しを開けて上にお盆を置けば机代わりになる」と、キッチンで快適に食べる工夫をしている人もいました。
他にも「立て肘は当たり前だし、ゲップも平気で出す」「いつもは捨ててるアイスのフタもぺろぺろ舐めちゃうよね」「ソファーで寝ころびながらお菓子を食べてる」などの声があがっており、ひとりのときはマナーへの意識がかなり低くなってしまうようです。
とはいえ、ひとりでも食事のマナーは徹底しているという人も少なくありません。「いただきますとごちそうさまは欠かさない」「癖になると怖いから、咀嚼音は出さないようにしてる」といった声もあがっています。
ひとりで食事をするときは「ついつい」「ひとりだから」とマナーへの意識が低くなってしまいがちですが、家族で、または他の人と食事をするときにはマナーを意識することが大切です。普段やっていることは行動に出やすいので、ひとりの時もあまり気をゆるめすぎないほうがいいかもしれませんね。
(LASISA編集部)

