「脳卒中の予防と食べ物」についてよくある質問
ここまで脳卒中の予防と食べ物などを紹介しました。ここでは「脳卒中の予防と食べ物」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。
血管の流れを良くする食べ物について教えてください。
村上 友太(むらかみ ゆうた)医師
血管の流れを良くするためには、血管の炎症を抑え、血液が固まるのを防ぐ食品を摂ることが大切です。
まずは「青魚」です。サバやイワシに含まれるEPAやDHAは、血小板が固まるのを防ぎ、血液をサラサラにする効果が高いことが証明されています。
次に「抗酸化物質を含む食品」です。緑茶のカテキンや野菜・果物のビタミン類は、血管が酸化して硬くなるのを防ぎます。
そして忘れてはいけないのが「水分」です。どんなに良い成分を摂っても、脱水状態では血液はドロドロになります。こまめな水分補給(お水やお茶)を心がけてください。
逆に、甘いジュースや過度なアルコールは血液の粘度を高めてしまうので避けましょう。
まとめ
脳卒中は、決して運命によって決められた避けられない病気ではありません。日々の食事という「選択」の積み重ねによって、その発症を予防できる病気です。
「かるしお」などのテクニックを使い、出汁や酸味を活用して、我慢するのではなくおいしく塩分を減らしましょう。また、肉中心から魚や大豆中心へ、甘いジュースからお茶へ、極端な食事制限よりも、食べるものの質を変えることが血管を守ります。
自分の血管を知ることも重要です。血圧測定や健診を通じて、自分のリスク(高血圧や不整脈など)を把握し、早期に対処することが最大の防御です。
ある日突然襲ってくる脳卒中の発症を予防するために、ぜひ今日の食事から見直してみてください。

