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「お客様は神様…なわけあるかッ!」常套句を振りかざし、理不尽なクレームをつける客が後を絶たない【作者に聞く】

「お客様は神様…なわけあるかッ!」常套句を振りかざし、理不尽なクレームをつける客が後を絶たない【作者に聞く】

スマホ片手に監視中のパパ。ゴボウや長ネギを剣にしてやりたい放題の子供ら
スマホ片手に監視中のパパ。ゴボウや長ネギを剣にしてやりたい放題の子供ら / 画像提供:狸谷(@akatsuki405)

「お客様は神様」という常套句を振りかざし、理不尽なクレームをつける客が後を絶たない。スーパーのレジ係が直面する非常識な客の数々を描いた狸谷(@akatsuki405)さんの漫画『チェッカー鳥海さん、レジまでお願いします』がSNSで大きな反響を呼んでいる。今回は著者に、過酷な接客業の裏側を聞いた。
【漫画】一旦カゴに入れたけれど、やっぱりやめて陳列棚に戻されなかった商品の行方は?
【漫画】一旦カゴに入れたけれど、やっぱりやめて陳列棚に戻されなかった商品の行方は? / 画像提供:狸谷(@akatsuki405)
適当に置かれてしまった商品は衛生上破棄されてしまうのだとか。レジで返却するのが最低限のマナー
適当に置かれてしまった商品は衛生上破棄されてしまうのだとか。レジで返却するのが最低限のマナー / 画像提供:狸谷(@akatsuki405)
テレビでいいと言われると翌日スーパーから消える食材あるある
テレビでいいと言われると翌日スーパーから消える食材あるある / 画像提供:狸谷(@akatsuki405)



本作に登場する食品をおもちゃにしたり勝手に開封したりする迷惑行為は、すべて著者や同僚が実際に経験した実話だという。読者から「話を盛っているのでは」という感想が寄せられることもあるが、残念ながら実在する客の姿なのだ。過去には客から罵倒されたトラウマでレジに立てなくなり、別の部門へ異動せざるを得なくなったスタッフもいるほど現場の負担は大きい。現在100円ショップに勤務する著者も、慢性的な人員不足のなかで「レジを増やせ」と理不尽に叱られる日々を送っていると明かす。

数ある迷惑行為のなかでも、買うのをやめた商品を関係のない陳列棚に放置する行為には頭を抱えているという。何時間放置されていたかわからないため衛生的に危険であり、不要になった商品は直接レジへ返してほしいと切実に訴える。

また、一番やめてほしいこととして、善悪の区別がつかない小さな子どもを売り場で1人歩きさせることを挙げる。とくに食器売り場では危険が伴うからだ。さらに、お菓子を隠れて食べてしまい、空のパッケージが別の売り場から出てくる事案も発生しているという。従業員が万引きを直接捕まえてはいけないというルールがあるため、常習的な場合は店長判断で警察へ連絡するなど、現場は対応に苦慮している。

理不尽なクレームや迷惑行為に疲弊しながらも、著者は読者からの共感を励みに漫画を描き続けている。口の中からお金を取り出す老人や、エコバッグから虫が飛び出すなど、スーパーで働く従業員ならではのリアルな日常をぜひ覗いてみてほしい。


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