【おしごとストーリー】20年、働く人の“住まい”を支え続けて。企業の社宅管理を支える人々

【おしごとストーリー】20年、働く人の“住まい”を支え続けて。企業の社宅管理を支える人々

不動産のプロだからこそできる、きめ細やかなサポート





三上侑希子さん 社宅事業部 情報管理部 情報管理グループ グループ長。新卒で営業職として入社し、出産を機に社宅事業部へ。現在は主にオリジナルの社宅管理システム「ベストレスポンスシステム」の運用管理を担当

「社宅代行」とは、企業に代わって賃貸物件探しから契約・管理・解約、さらには家賃の精算や入退去手続きまでをまるごと担うサービスのこと。細かい手続きなども多く、入社や退職、転勤のたびに、企業の人事総務部がすべての業務を行っていたら大変な負担に! そこで、スターツコーポレートサービス(以下、SCS)では、企業ごとに担当チームを編成し、それぞれに合わせたサポートを行っている。

「ひと言で『社宅代行』といっても仕事の内容は幅広く、本当にさまざまです。そのため、それぞれの分野で専門的な知識を持つメンバーでチームをつくり、連携しながら進めています」(三上さん)

三上さんは、各企業の担当者が、社宅への入退去手続きや手配申請、承認フローまで、ペーパーレスで効率よく進められるよう、システム運用管理を担当する。

一方、実際に社宅に住む人へ、物件案内や入居までの事務手続きをサポートするのが鈴木さんの役割。「例えばある企業で10名が異動される場合、10社の不動産業者とのやりとりが発生します。また、役職によって社内規定で定められている家賃の上限などが変わることも。そのため、細やかなやりとりが欠かせません」



転勤や引越しに伴う大変さを少しでも軽減したい





鈴木愛海さん 社宅事業部 社宅管理業務部 第7企業グループ 契約業務チーム リーダー。
2016年の入社以来、社宅事業部に配属され、主に新規契約の業務に携わる。現在はチームリーダーとして部下を支える立場に


転勤が決まるタイミングや、辞令から転勤までの期間は企業によってそれぞれ違うもの。「物件が決まってから入居までには、手続きに10日から2週間かかるので、急ぎの場合はどんどん先手を打って手続きを進めなければなりません。さらに、ご家族がいれば、子育てに適した住環境や、学校が近くにあるかどうかなども大切ですよね。短いスパンの中でご希望に合った物件を探し、無事に契約手続きができた瞬間は達成感があります」(鈴木さん)

実は鈴木さん自身も、転勤族だったお父さんの姿を見て育ったという経験の持ち主。だからこそ「その大変さを少しでも軽くすることができれば」という思いが原動力になっている。

三上さんの所属するグループでは、全国的な家賃上昇を踏まえ、エリアごとの相場をデータ化。状況に応じて家賃上限の緩和など、社内規定の見直しを提案することもあるという。「住環境に対する不満は、企業に対する不満にもつながります。社宅は福利厚生のひとつ。だからこそ、気持ちよく暮らす環境を整えるお手伝いができたら嬉しいですね」(三上さん)



配信元: OZmall

提供元

プロフィール画像

OZmall

会員数300万人の女性向けWEBメディア。OZmall [オズモール] は東京&首都圏の女性に向けた情報誌 OZmagazine [オズマガジン] のWEB版です。「心ときめく“おでかけ体験”を一緒に」をテーマに、東京の感度の高い女性に向けた最新トレンド情報を紹介しています。