エスカレートする異変に恐怖
夫が仕事で不在の日中、ひとりで聞く男性の叫び声や物音に、私は恐怖を感じる一方でした。時にはその音に驚いて、眠っていた娘が飛び起きてしまうこともあったのです。
あまりの不気味さに「家にいないほうが安心かもしれない」と思うこともありましたが、外出する際に階段などで鉢合わせてしまうのが怖くて、結局は娘と家にこもる日々。通報も考えましたが、逆恨みが怖くて踏み切れませんでした。
さらなる異変は、彼の車にも現れました。朝方に帰宅する車が日に日にへこみ、目に見えてボロボロになっていったのです。ついにはフロントバンパーが外れかけ、ボンネットが開いたままの状態に。車が動かなくなったのか、1日中アパートに引きこもって叫び続ける男性の様子に限界を感じ、わが家は予定を早めての引っ越しを決めたのでした。
幸い、何事もなく無事に退去することができました。男性に異変が起きてからずっと警戒し続けていたため、当時の精神的な疲弊は相当なものでしたが、彼の暴挙が室内だけに留まったのが不幸中の幸いでした。今、こうして家族で平和に過ごせる日々に心から感謝しています。
著者:山本文子/40代女性。2014年生まれの一人娘と夫との3人暮らし。3年間薬剤師として働くが、出産を機に退職し現在は求職中。几帳面な性格で掃除が行き届いていないとモヤモヤするので、趣味は掃除すること。
イラスト:ななぎ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年3月)

