りっくんママは2歳半の息子・りくくんと夫の3人家族です。りっくんママは、保育園の担任・砂浜アヤメ先生が苦手。お迎えに行くたびに、何かにつけてマウントをとろうとしてくるのです。
園長先生が1度注意するも、嫌がらせはさらにエスカレート。連絡帳に嫌味なコメントを書いたり口頭で不適切な発言をしたり……。我慢の限界を迎えたりっくんママは、砂浜先生の発言を録音して園長先生や理事長との面談に臨みます。
最初は砂浜先生を擁護していた理事長も、録音を聞いてようやく非を認めるように。しかし、責任者として謝罪をする気はないようで、あとの対応は園長先生に一任すると言います。
こうして一旦事態は収束しましたが、りっくんママは今後も園を利用することに不安を感じます。
帰宅後。さっそくりっくんママが夫に話し合いの結果を報告すると……?
子どもの気持ちを知り、揺れる親心












砂浜先生もさることながら、理事長への不満も募らせるりっくんママ。
ですが、理事長の不適切な発言も録音できたため、話し合いがまったくの無駄というわけではなかったようです。
とはいえ、肝心の砂浜先生についての処遇は未定。
もし今後も関わる可能性があるのなら、転園を考えるということで、夫とも合意します。
しかしこれに、りくくんが猛反対!
お友だちと会えなくなることを察して「やだやだ、嫌だっ!」と主張するのでした。
たしかに親の立場からすれば、トラブルを起こした担任とはもう関わりたくないと感じるのが本音でしょう。子どもを安心して預けられる環境であってほしいと願うのは、当然のことです。
しかし、保育園に通っているのはママやパパではなく子ども本人。毎日積み重ねてきた思い出や、大好きなお友だちと過ごす時間は、りくくんにとってかけがえのないものなのかもしれません。
親として守りたい気持ちと、子どもの世界を尊重したい気持ち。その間で揺れてしまうのも、子育てではよくあることです。そんなときは、「何を守るための選択なのか」を改めて考えてみることも大切なのかもしれません。
どちらが正解とは簡単に言い切れないからこそ、子どもの声にも耳を傾けながら、家族にとって納得できる形を見つけていきたいですね。
著者:マンガ家・イラストレーター ミント

